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「オメガポイントとガイア理論」

 3週に渡り人間の精神に関する記事を綴ってまいりましたが、本件は同じ精神の話でも趣を変え、もう少し具体的なお話です。本件を通し、今後、我々が向かわされている先がご理解いただけると共に、今現在までどのようにやられてきたかも同時にご理解頂けます。ただ結構ヘヴィーですよ。Twitterでも申し上げましたが、大抵の人は染まってますから。
では早速始めましょう!


はじめに

 本件は「オメガポイント」を「ガイア理論」と比較し進め、シャルダンの時代から現在に至るまで、どのように古い哲学を刷り込まれたかご説明申し上げます。また、過去から現代までの流れが分かれば、その延長線上の未来もわかるというもの。故に、古きを知ることはとても大切な事なのです。



共通認識

 オメガポイントの詳細に入る前に、ガイア理論との共通認識を理解しましょう。この二つの理論の何が共通なのかと申しますと、どちらもこの「地球」を一つの「システム」として認識しているところです。ただ到達点が違いますので結果は大きく変わりますが、根幹は一緒の所からスタートです。


ガイア理論

 この考え方はわたくしがお伝えしている考え方に非常に近い理論です。

 ガイア理論では、地球は「生物圏」と「地球環境」が相互に作用し合って一つの大きなシステムとなっている「相互依存システム」であると考えます。「生物圏と地球環境が相互作用」することにより、良い影響が生じ、相対的に安定状態を保つ仕組みであり、到達点である「極点」は、今現在のように地球上に生命が溢れている状態を指し、またこのシステムは極点に達するよう調整されているというもの。


オメガポイント

 オメガポイントでは、物理的なシステムは相互に影響し合い、微小な変化が大きな変化をもたらすと同時に、良い影響が生じると考えます。ここまではガイア理論と似ていますが、「安定状態の解釈」と「極点」の違いで危ない方向へ進みます。

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