たったこれだけ!学級経営で大事にしていること
担任になると日々の授業だけでなく、学級経営も大事と言われ大変ではないでしょうか。
学級が落ち着いていると授業に向かう姿勢ができるので、授業もやりやすくなります。
必然的に学級経営は切っても切り離せないほど大事なのです。
しかし、学級経営がいくら大事と言われても、具体的に何をしていいのかがわかりにくいところがあります。
だからこそ、『学級担任の色が出る』なんて言われたりもします。
そんな学級経営の中で、私が大事にしていることはたった1つです。
それは、
周りに迷惑をかけないように指導すること
です。
ここでいう周りとは、学級の仲間や学年の仲間、学校の仲間、先生、保護者のことです。
ネガティブなことですが、安心して学校生活を送る上ではとても大切なことです。
逆にこれを守れている限り、おおきな問題になることはありません。
そのくらい大切だと思っています。
※学級目標がこれでもいいくらいに…(笑)
周りに迷惑をかける行為とは、暴力や暴言に加え、からかい、ちょっかい、冷やかしなどで、さらに頑張っている仲間に応えないことも含まれます。
学級の中でやんちゃ系の生徒が多いと初めはこれが守れません。
集団で生活している場において大切なことは何か、じっくりと考えさせ、自分の言葉で考え、説明させることを行います。
どういった行動が迷惑をかけることにつながるのかなどを丁寧に場面ごとに考えさせることによって、学力によらず理解することができます。
もちろん守れていないことがあれば毅然とした指導を行います。
そして決して人によって態度を変えません。
逆にこのことを最低限守っているのであれば、教師は何か指導したりする必要はありませんし、学級経営が楽にも感じます。
生徒がどんなクラスにしたいのかの思いを言葉に変え、どんな行動をしていくことでその目標に近づくことができるのかを生徒が考えることで、自分ごととして考えていくことができます。
すると自分たちで動いていきます。(そう信じています)
そしてそこに価値を見出し、価値づけ、広める。
この繰り返して自然と教師がいなくても活動できる学級へと変化していきます。
だからこそ、最低限のルールをつくり、安心できる場を提供することが学級経営で大事なのではないでしょうか。
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