教員のためのストレスチェックはストレス

 教員は定期的に”ストレスチェック”と呼ばれるアンケートの様なものをやらさせます。

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 実は文科省から上記の様な資料が出ています。

 教員のストレスチェックは義務だったのです。

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 資料の表紙はこのようなことが書いてあります(笑)

 教育活動に専念できることとストレスチェックがどのように関連しているのか、自分にはなかなか理解できません。

 自分の職場でもよくいっている教員が多いのですが、

 「ストレスチェックがストレス」

 「あまりにもストレスがあると診断されると判断されると医師に強制的に診断されるらしいよ」

 などと、ストレスチェックがストレスであり、医師による診断を回避するための作業になっているという現状があります。

 本当はきちんと答えた方が良いものでも、その状況によっては虚偽のことを話した方がその場が楽になるということで、その選択をする教員がいる様に思えます。

 現に自分の職場で病休を取った教員は一切ストレスがないと答えていました。

 病休になる前に少し話した時にそういっていました。

 しかし、その後すぐに休暇をとっていたことから、本当はストレスがあったのにもかかわらず言えない雰囲気があったor言わない方が楽で気がついたら限界を超えていたという可能性があるのかなと感じました。


 教職員を管理する側(教育委員会や文科省など)はとりあえず、何かしらの策を講じておけば文句が出ないし、結果を見たら別に全然問題なかったと逃げるための保険をかけるためのものでしかないのではないでしょうか。

 そんなストレスチェック誰も真剣にやりませんよね。

 

 そこで自分は真剣に受けてみました(笑)※2020年度のことです

 校務分掌にも部活動にも不満があるし、学年の職員間での仕事の割り振りがおかしいこと、副担任が老人ばかりでICT関連や細かい作業、体力仕事(それ以外が逆にあるのか……)は全部人任せということが不満と書きました。

 しかし、結果は少しストレスがある様ですが頑張ってください的な結果に。

 ほぼ全ての項目で最低評価をつけなければ医師の診察は受けられないのかと。

 こうやってストレスチェックしても結局何も変わらないことからも、ただの作業化していると言われても仕方ないでしょう。


 教員を大切にしない場合、その教員は教育している子供のことを大切にする余裕がなくなり大切にできないと思います。※できる方ももちろんいます…

 教育の質の低下を嘆いているのであれば、もっと教員をコマの様に扱うのではなく、大切に扱ってみたらどうでしょうか?

 こういうことを受け止め、真摯に対応してくれるストレスチェックならみんな真剣に受け、意味のあるものになっていきますよ。

 本気になってよ。文科省。



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