教育現場も着々と変わっていってる
いよいよ来年度から本格的にGIGAスクール構想が動きはじめます。
勤務校でもいよいよ始まるということで様々な変化があります。
主に3つの変化が最近ありました。
1.校長の認知が変化した
学校のトップの校長が様々な新しい取り組みに関して理解を示してくれるようになりました。
例えば、オンライン授業を模擬的に行う際、自分は自宅でオンライン授業を行いました。
授業といっても朝の会程度のことしかしませんので、ダメ元で校長に「自宅でもいいですか?」と聞きました。
すると「そうやって使うのが本来の目的なんだから、もちろんいいよ。でもあくまで勤務時間ということは忘れないでね」と。
他の職員はというと、職員室や自分の教室でオンライン授業。
それではオンラインの意味がないですよね。
どこでもできるということがオンラインで行うメリットの1つなのですから。
2.職員の認知が変化した
職員室の隣の先生とよくタブレットのことで相談を受けます。
「これどうやってやんの〜」とかです。
ある日「たまたま学校帰りの電車の中で所見できたらいいのにな」とボソッと呟いていました。
「でもタブレット(持ち帰り可+LTE付!)ではできないし…」といっていたので、
「Googleのドキュメントで作成したりした文章であれば、学校のPCとGoogleのアカウントを共有していればいくらでも貼り付けられますよ」と自分がボソッと言ったところ、「え!どーやんの!教えてよ!」と言われ使い方の基本を教えました。
その次の日、「めっちゃ助かったよ!あれ便利やわ!」といっていました。
また、他の日には他の教員にもドキュメントの使い方をレクチャーしていました(笑)
タブレットでできることはまだ何があるのかわかっていない教員の方は多いです。
だからこそ、やれ!と押し付けるのではなく、こんなことができるんですよ!というメリットを伝え、やってみたいと思わせる研修を校内で行っていくことが教員ないでのICT活用の活性化につながるのではないかと思いました。
「義務でなく便利だから使う」この考え方にシフトしていきたいと感じました。
3.例年踏襲に待ったがかかった
勤務校では生徒に対してアンケートをよくとります。
その集計が非常に煩わしく、多くが担任の業務になっていて余計な仕事が増えてしまっている現状でした。
しかし、GoogleのFormで自分がアンケートのテンプレを作成し、いろいろな先生方に良さを伝えて回ったら、来年度から採用されることになりました。
職員会でも「例年踏襲でいくのはどうか、ここをもう少し…」といったように少しずつ先生たちの中でも改革が起こってきていることを実感できています。
結局のところ、2とかぶることは多いですが、例年踏襲文化を食い止めるきっかけになりそうで働き方改革を進めることができそうです。
まだまだICTを活用するまではいきませんが、利用した方がメリットが大きいことを積極的に伝え、少しでも働きやすい環境を作っていきたいと思います。
だからこそ、来年度は情報主任を任せてもらえました。
※まさかの校務分掌好きなの選んでいいよといわれたので……(笑)
精一杯良さを伝え、定時退勤を目指します!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?