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リスボン旅行(3) シントラ観光

こんにちは

今日は今回の旅行の目玉、世界文化遺産・シントラ観光です。

リスボンの隣の町で電車で1時間弱で行くことができます。コインブラからも日帰りで行けないことはないのですが、スケジュールがタイトになってしまうので1日使って回ることになりました。

イギリスの詩人バイロンが「エデンの園」と称賛したシントラ。ポルトガルの首都リスボンからわずか30kmの場所にある山あいの町。7~8世紀、イベリア半島をイスラム教徒のムーア人が占領し、城を建設。1147年、初代ポルトガル王アルフォンソ1世が、ムーア人からシントラを奪還したことでポルトガル王国に併合され今に至ります。そんな歴史背景からムーア人が建てた城壁後や、ジョアン1世が夏の離宮として建てた王宮、イスラム・ルネサンスなどの様々な建築様式で造られた、おもちゃを思わせるぺーナ宮殿など、小さな町の中にそれぞれの歴史を象徴する貴重な建造物が残り、独特な美観を生み出しています。シントラはかねてより王族や貴族が避暑に訪れ、ヨーロピアンに知られたリゾート地でしたが、1995年、「シントラの文化的景観」としてユネスコの世界遺産に登録され、より多くの観光客が訪れるようになりました。

10時リスボン発の列車に乗るつもりが失敗。やはり大人数で行動するのは難しいですね。しょうがないので近くのカフェで朝ごはんをとることに。みんな本当に価値観が違うので、スーパーで買って外で食べる子やスタバに行く子など、、まぁこんな素敵な街ならなにを食べても楽しい気はします。

私は友人と2人でロシオ広場が見えるカフェで朝ごはん。外の空気が気持ちよく、「紫雲木(ジャカランダ)」というお花も満喫することができました。この花はリスボンの町中でよく見かけましたが、コインブラにはありません。

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11時発も逃しそうになりますが、なんとか乗車。終点がシントラなのですが乗っている人のほとんどが観光客のようです。あの小さな町にみんなで行くのか、、

おしゃべりしているとすぐに到着。

まずはシントラ国立宮殿(Palácio Nacional de Sintra)

ポルトガル国内において最も保存状態の良い中世の宮殿で、15世紀~19世紀後半にかけてポルトガルの王族が住んでいた宮殿です。

入場料は10€、念のためにみんなでコインブラ大学の学生証を出しますが無駄でした、、

2つの白いタワーがあるのですが、これは煙突でした。調理場のかまどにつながっていてびっくり。大きい煙突、、調理場もめちゃめちゃ広い。

アズレーショに王家の子供たちの遊んでいる様子が描かれてるのですが、当時の楽しそうな様子が伝わってきました。

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窓の向きによって全然違う景色を楽しむことができます。山も海も見える!!


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そんなこんなでひとつ目は終わり!7人で行ったのですが中まで入ったのは3人だけ(笑)30分程滞在しました。

次は山を少し上り、レガレイラ宮殿(Quinta da Regaleira)へ

学生なので30分しっかりと歩きました。

様々な建築様式の建造物が混在するレガレイラ宮殿。所有者が何度も変わる度に改装が行われました。宮殿自体も見ごたえがありますが、レガレイラ宮殿で絶対に訪れるべきなのはその広大過ぎる庭園。山の傾斜を利用して造られた数々の洞窟や池、地中に下りるらせん階段など、どこがどう繋がっているのかもはや理解不能なダンジョンと化しています。

はい。こちらも入場料10€。山の傾斜にあるので到着した後も各所を回る為に坂を上ります。

この宮殿のハイライトは螺旋階段”Poço inici‎ático”

1番上から見ると本当に下が見えません。また水がすこし滴っているので滑ります。不思議な感じ。マスクを外して写真を撮りたいんのですがコロナ渦ということと狭くて一方通行なので止まると係員に怒られます(笑) 螺旋階段の死角を利用して撮っていました。(マスクを外したのは写真を撮るときのみです)

下まで降りると地上が凄く遠く感じる。そのあとは洞窟になっています。ライトがなかったらとっても暗いであろう地下です。

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最後はお城と教会。先ほどの宮殿が豪華すぎて目が肥えてしまっていましたが堪能。

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ここまでですでに13時。少し疲れてお腹がすいてきますが時間がないのでまだまだ歩きます(笑)

しかし次の宮殿までに歩くと1時間以上あるということでタクシーを頼ることにしました。一人5€で往復連れて行ってくれるということで快く了承。英語で歴史などを説明してくれました。

次はシントラで1番有名なペーナ宮殿(Palácio da Pena)

ペーナ宮殿はシントラの街を一望する標高528mの山の頂上に聳え立つ、一度見たら忘れられない個性的な城だ。1910年に王政が廃止されるまで王族に使用されていた正真正銘の「宮殿」であるが、遊び心あふれる造りは、宮殿というより、テーマパークに近い印象を受ける。色使いが大胆であり赤や黄、青などカラフルな色で塗られた建物は、宮殿を囲む木々の深い緑によって鮮やかさが際立ち、遠目にもかなり目立つ。

ずっと行きたかった憧れの宮殿。ドイツのノイシュバンシュタイン城に行ったことがあるのですが今まで行ったお城で1番美しかったのはわすれません。

ペーナ宮殿は「ポルトガルのノイシュバンシュタイン城」と呼ばれており、ドイツのノイシュバンシュタイン城の建設を命じたルードヴィヒ2世のいとこにあたる、フェルディナント2世の命により、ドイツから建築家を呼び寄せて建設が始まりました。

もうなにも気にせず10€払います(笑)しかし疲労でそろそろ疲れてきたので、写真をとる気力がなくなってきました。

中に入ると王室の使っていたリビング、浴室などを見ることができます。個人的にはここの内装がとても気に入りました。写真は忘れてしまいましたがお皿がとっても繊細な柄でかわいかった、、まだ緑がコンセプトの部屋もありモダンな雰囲気でした。本当におもちゃのお城みたいな色遣いです。


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ここはやはり人気でたくさんの観光客がいました。コロナ前は入場するのに並んでいたとか。ある意味ポルトガル国内だけなら今は旅行のチャンスなのかもしれません。


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もうみんな疲労困憊。坂道を上るたびに愚痴が出ます(笑)

でもここからユーラシア大陸最西端のロカ岬に行く予定、、疲れてきた。

Até logo!!

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