離人症【過激な内容あります】

【記載者不明】中央の人格全員に記憶無し。トラウマ、フラッシュバック注意。おそらくはトラウマパーツの主張。

私は中学生のころ酷いイジメにあっていました。原因は口蓋裂の女子が虐められていて、それを助けたせいです。私は先生や周りの大人から「イジメは良くない」「みんなで仲良くしなさい」「弱い人を助けなさい」と教えられてきましたから、助けるのは当然でした。

元々個性的なところもイジメやすかったのかもしれません。なかよし学級の水頭症？の子もイジメられていたので一緒に下校したり普通に遊んだりしていました。

それが良くなかったみたいです。口蓋裂の子と二人壮絶なイジメが始まりました。私は別に最初は耐えれたんですよ。口蓋裂の子が裏切って私を虐める側に行くまでは。

「キモい」「しね」「ウザい」「女の癖に生意気だ」「ガイジ」「キチガイ」暴言だけでもまだまだあります。廊下のかなり向こうから生徒が二人歩いて来ます。ヒソヒソと何かを話し、こちらを指差して笑っています。

近くまで来ると大袈裟に私から離れて「キチガイがうつる！」「空気感染するんじゃない？」「きっしょ」等色々言われ。これはまだ序の口。クラスでは私だけ席を離され、隣の子が落とした消しゴムを拾ってあげようとしたところ「うっわ！きも！触んな！」と罵声を浴びせられ、結局拾って机の上に置くと「もう捨てるわこれー！気持ち悪い」「ガイジ菌がついた！」等言いながら実際に消しゴムをゴミ箱に捨ててました。

音楽の授業のとき一つ席が空いていたらしく「起立！礼！着席！」と着席したところ私の隣だけ席が空けられてました。みんなで話し合って息の合ったプレーで私を孤立させようとしたんですね。みんなとても楽しそうでした。

私には喘息があって咳き込んでいると「キチガイ咳がうつる」等言われみんなが私を笑う声が聞こえて来ます。咳き込みが恥ずかしいのでクラスを飛び出してお手洗いの洗面台で咳き込んでいたら。「ガイジが脱走してるぞ！」「なかよし学級にいけよ」「きも！」等言われ続け。音楽の合唱練習では上手く歌えた人から歌うのをやめさせると謎のルールを女子が勝手に決めて。

一人、また一人と抜けて行きます。最後まで何十分も声が出なくなるまで私は廊下で歌わされ続けました。口蓋裂の子は私を見て笑っています。

ストレスから耳管開放症になり自分の声が響くようになりました。食べることでストレスから逃げようとして体重がかなり増えました。

私は学校に行きたくないと親に言いました。「学校に行かないやつはクズだ！」「少し嫌がらせされたくらいで情けない！勉強したくないだけだろ！」「やられたらやり返せ腰抜け！」毒親に言われた言葉の一部です。

やり返す？誰に？クラス全員に？どうやって？私は酷く混乱しました。

ある日どうしても学校に行きたくなくて「休みたい」と言いました。父親は「このくそボケが！」などと言い、私を部屋から引きずり出して階段から突き落としました。打撲で済みましたが酷くショックを受け、私は家にも学校にも居場所が無い。私はもう耐えられない。と泣きました。

学校に行きます。暴言やヒソヒソ話し、廊下で大袈裟に私を避ける人。「違う違う違う私じゃない私じゃない私じゃない。虐められてるのは口蓋裂の子私じゃない私じゃない」と心の中で何度も何度も唱えます。

そうするとフッと落ちる感じがして、私の手が私じゃなくなります。見える景色もさっきまでの生々しさは無くなり、まるで全てが偽物のような、まるで映画を見ているような可笑しな感じになります。こちらを笑っている人もまるでロボットか何かの作り物。この状態になれると感情が、悲しいも辛いも何もかも薄くなって逃げれるんです。

私はもう学校にも家にも居場所がないから、もう諦めたんです。無理やりにほんの少し微笑んで、この地獄をやり過ごします。そうしないと死んでしまうから。

この状態の時の記憶はほとんどありません。乖離？だったのかな？私が私を辞めたので違う何かが私をしてくれていたのかもしれません。

発達障害のお子さんを育てている方、不登校を許してあげてください。居場所を与えてあげてください。

激しいイジメや、激しいストレスで脳味噌は萎縮します。楽しかった小学生時代はサラサラと覚えられていたことも今では全く出来ません。文章を読むのが精一杯で話の内容を理解するのに時間が掛かります。

萎縮した脳は元には戻りません。離人症も治りません。壊れた心は治すのにとても時間が掛かります。私は今修復しています。心が治っても脳味噌は戻らないでしょう。悲しいことです。