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(今日の1枚)Stuart Davisのガレージライトのある風景

Stuart Davis, Landscape with Garage Lights
(ガレージライトのある風景)1931-1932年
スチュアート・デイヴィス(スチュアート・デイビス/Stuart Davis, 1894-1964/アメリカの画家モダニズム)

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初期のアメリカ・モダニズムの作家だ。
スチュアート・デイヴィスは、1940-50年代のポップアートの絵画を制作している。
それらは、大胆で派手でカラフルな絵画であり、そこには、JAZZの影響下にあると言われる。
*アシュカン・スクールの影響も大きいだろう。

スチュアート・デイヴィスの作品がは、アメリカの社会政治なシーンに影響を与える理念で制作されている。
そのデイヴィスの政治的メッセージは、抽象的なものから、具象的で明確なものまで、すべてのコンテンツに散りばめられている。

1930年代、デイビスはすでに著名なアメリカの画家であったが、そこに大恐慌の波が襲ってきた。
そして、彼が連邦美術計画(Federal Art Project /1935–1943)に応募した最初の芸術家の1人となり、そこでは、多くのメンバーと知り合い、良き影響を与え合っている。
その絵画は、マルクス主義的な階級闘争を反映している(ような)作品にも関わらず、アメリカンらしい、いわゆる楽観主義的なシーンが描かれている。この絵もそうだ!それは、デイヴィスのルーツとして、生涯を通している、そんな1枚だ。

(註)*アシュカン・スクール(アシュカン派/Ashcan School/ニューヨーク):20th初めの芸術運動で、都市と現代の日常生活についての特定の真実を伝えたいという願望で構成されていた。

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