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デビッド・サーレ:ハムとチーズ、2017年

デビッド・サーレ:ハムとチーズ、2017年


"Ham and Cheese and Other Paintings"

デビッド・サール、ハムとチーズ、2017 

Skarstedt Gallery(NY)
リネンに、油彩、アクリル、フラシェ(フランスのマット ペイント/Amazon参照)、木炭、アーカイブ・デジタルプリント
74 x 104インチ(188 x 264.2 cm)

映画的側面でイメージを解体

デビッド・サーレは、パフォーマンスとメディアの映画的側面を取り入れることでイメージを解体してきた、ポストモダン絵画の著名な巨匠だ。

デイヴィッド・サーレは、最新作で、1993 年にコラージュ広告を支持体として制作した「初期の製品-絵画」を発展させています。作品は、1960 年代のビンテージ広告を題材にしており、親しみやすく、奇妙に組み合わせたイメージで、奇妙でありながらも心地よい構成を作り出し楽しくシュールだ。 
絵画は、色彩と線の巧みな表現だけでなく、フロッタージュ(表面がでこぼこした物の上に紙を置き、鉛筆などでこする)などの新しい技法や、フランスのマットペイント「フラッシュ」などの新しい素材を取り入れたデイヴィッド・サーレの姿勢も示している。

「絵を描き始めたときからずっと、イメージのつながりの流動性と驚き、映画のモンタージュの同時性を絵画に取り入れようとしてきました」-David Salle

-David Salle

「サマーパーティー」(2017年)

「サマーパーティー」(2017年)

デヴィッド・サーレ(David Salle)

David Salle

デヴィッド・サーレ(David Salle,1952- /アメリカの新表現主義のアーティスト)
デヴィッド・サーレは、アメリカの現代画家、版画家、写真家です。新表現主義(ネオ・エクスプレッショニズム/Neo-Expressionism/具象表現、原色、物語性、強烈な筆遣い)のアーティストであるデヴィッド・サーレのコラージュ風の絵画には、雑誌、室内装飾、美術史など、さまざまなソースからのイメージが重なり合っている。
色鮮やかな構図は、さまざまな人物やパターンを重ね合わせた、単純明快なスタイルで描かれている。
ピクチャーズ・ジェネレーションと言われるメンバーだった。

デビッド・サーレのアートワーク

最後に

デヴィッド・サーレ(David Salle)は、ピクチャーズ・ジェネレーションと言われるメンバーだった。
そのピクチャーズ・ジェネレーション(The Pictures Generation)とは、1974–1984ごろに、当時の若手アーティストたちと登場した。既存の広告や写真を再度撮影することで、イメージを流用(appropriation)して、新たな異なる文脈の作品として提示した。これは作品のオリジナリティや、その神聖さを疑うポストモダン的なアプローチと言われた。
そして、「ピクチャーズ・ジェネレーション」は、いま再び脚光を浴びていると言われるが・・・

artoday

ピクチャーズ・ジェネレーションのメンバーについては、ランダムになりますが続きます。お時間の許す折に・・・

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