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#2)The BRIT School(UK)、その理念とMusic部門

 ブリットスクール(The BRIT School)は、ロンドン特別区(London Borough of Croydon)にある英国のアーティスト養成学校だ。
そして、ロンドン(Croydon)の芸術系の無償(多様な人材を集める)で学べる高校が、The BRIT Schoolだ。
前回も記したが、このBRIT Schoolのアプローチは成功だろう、それは、BRIT School Music での排出したアーティストを見れば理解できる。

この学校は、学生の全員にポテンシャル(可能性)があると信じて疑わない授業体制だ。
そして、親切心を大切にする、それは、紳士の国、英国の伝統であると共に、苦しんでいる仲間に手を差しのべて、よりクリエイティビティに展開できる、親切心はそのキーワードだろう。そして、それがないと、オリジナルアーティストとして、どの世界でも信頼(コミュニティ / 社会的責任)を得られないからだ。

(c)BBC スチュアートワーデン校長

「芸術は、世界を発見する手段であり、抗議する手段だ。この学校でも、政治に抗議する日やLGBTコミュニティの集会、黒人の歴史をたたえる日やメンタルヘルスについて考える日を設けて、それらの社会的な課題についてアートを用いて考えている。芸術があるから、ぼくたちは将来に対して警告することができるし、将来に希望を持つことができる。」スチュアート・ワーデン校長

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音楽についての概略に触れると・・(BRIT School Music)
そのパフォーマンス・アート専攻の部分を見ても、これまでに多くの著名なミュージシャンを輩出している。
その出身者には、
(順不同)
ジェシー・J (Jessie J,1988- /singer-songwriter)、
アデル (Adele,1988- /singer-songwriter)、
エイミー・ワインハウス (Amy Winehouse,1983-2011/singer-songwriter)、
キング・クルール (King Krule,1994- / singer-songwriter)、
レオナ・ルイス (Leona Lewis,1985- /singer-songwriter)、
ケイト・ナッシュ (Kate Nash,1987-/singer-songwriter)、
リリー・アレン(LILY ALLEN,1985- / singer-songwriter)、
・・・

ジェシー・J 氏が、BRIT Schoolを訪問した際の映像。学内の様子を伺える・・・
「ここには音楽の未来が詰まっている」Jessie J
JESSIE J VISITING THE BRIT SCHOOL

ドキュメンタリー「AMY エイミー」Trailer - 2016年7月16日-日本での公開

Amy Official Trailer -Amy Winehouse Documentary HD



Why the Brit School is more than just a fame academy-BBC

(追記)
The BRIT Schoolの様子から、、教育というものは、なんだろう。
偏差値を否定してる訳では無いが、社会に出れば、誰でもわかることだが、偏差値が全てでは無いことは確かなことだ。
そして、私が、申し上げたいことは、その偏差値(英才教育は重要だ、国内のノーベル賞の獲得の数字、それはGDPに影響する)をも含めて、ただ、落ちこばれても、人は生きては行かなければならない、ということだ。
 例えば、どんなにダメで、例え、基本的な区役所の書類の漢字が読めない、九九が言えなくとも、、誰にでも、ポテンシャルはあるとしてだ、、私は、そこの認めてほしい訳なのだ。
このThe BRIT Schoolには、ADHDの学生も比較的、他の教育機関より多いという情報も存在する、一芸に秀でていると言うことだろう。



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