グレイス・サチ・トロクセルと廃棄野菜
グレイス・サチ・トロクセルと廃棄野菜
グレイス・サチ・トロクセル(Grace Sachi Troxell,1991- /アメリカのアーティスト・彫刻)
有機物、粘土、鋼を利用した彫刻家だ。
グレイス・サチ・トロクセルは、スーパーマーケット等に到着する前に、その3分の1が、美的理由から廃棄されている、その形が崩れた醜い野菜をインスピレーションの源として受け入れている。
彼女は自分で育てた野菜を*スリップキャストし、市場で一般的に拒否されている野菜の珍しい側面を尊重しようとしている。
その作品の例として、廃棄されたものに価値を再注入して、その鋳造フォームは、混合粘土と鋼の彫刻に統合されている。輪状の鉄骨支持システムは、粘土の鋳型の物理的な構造以上の機能を果たすが、それは、人工世界と自然界の間の絡み合いの暗示(suggestion)している。
(註)*スリップキャスト:slip casting./セラミックス成形技術の一つのプロセス- 鋳込み成形法
経歴 -Grace Sachi Troxell
ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動している。
1991年、イリノイ州シャンペーンに生まれる。
2012年、日本の芸術と文化の旅セミナー、川島織物学校-京都、また、中国の景徳鎮の陶器ワークショップにも参加している。
2013年、 BS Art(美術学士) Skidmore College(スキッドモア大学/サラトガ スプリングス, NY)
2014年、 PgCert(Postgraduate Certificate) グラスゴー美術学校(グラスゴー、スコットランド)
2021年、 MFA(美術学修士)コーネル大学(イサカ、ニューヨーク州)
現在、コーネル大学他で教鞭をとっている。
2022年度だけ記述するが、多くの賞とResidencyがある・・・
・シャープ - ワレンタス スタジオ プログラム、ニューヨーク州ブルックリン
・Sculpture Space、ユーティカ、ニューヨーク
・セラミック アーティスト イン レジデンス、ハンター カレッジ-NY
グレイス・サチ・トロクセルのアートワーク
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