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(今日の一枚)ジョージ・グロスの風刺画-1927

ジョージ・グロスの風刺画-1927

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by Illustrious Society, 1927. - George Grosz(public domain)
Watercolor and India ink on paper

ジョージ・グロス(George Grosz,1893-1959/ドイツ-画家)20世紀前半の西欧で、著名な諷刺画家の1人だ。
ドレスデン王立美術院(ドイツ)に学び、1910年頃から多くの諷刺雑誌に掲載されている。
ドイツの民族主義や愛国主義を嫌っていたことは確かだ。1917年、ベルリンのダダイスト(既成の秩序や常識の否定からのアート手法)の集団に入る。

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George Grosz(public domain)

1924年、諷刺画集「Ecce Homo(このヒトを見よ)」が猥褻にあたるとされて風俗を乱した罪で、有罪判決を受けている。しかし、そのこともあり、同年、芸術家組織Rote Gruppe(赤い集団)の会長に就任。
1933年、ナチスを避けて米国に亡命した。そこでは、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク(The Art Students League of New York)に招聘されたという事だ。
1954年にアメリカ美術文学アカデミー、また、1958年にドイツ美術アカデミーの会員となる。
1959年、ドイツに一時帰国中の交通事故(飲酒)にて没。

#現代アート #現代アーティスト紹介

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