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「Cremaster」5・2・3(クレマスター)-Mini-Review

「Cremaster」5・2・3(クレマスター)-Mini-Review

マシュー・バーニー(Matthew Barney,1967 - /アメリカの現代アーティスト/NY在住): コンテポラリー・アートを代表する作家のひとりとして1990年代以来、台頭の位置付けにある。

その彫刻は美容整用のシリコンなどの素材から構成される作品も多い。そして、映像による作品では、人体をテーマにしたパフォーマンスやビデオなどから成立するが、その気だるいような編集が、異様な雰囲気を構成する。

性の曖昧さをテーマとした長編映画シリーズ「Cremaster」(クレマスター)

「Cremaster」(クレマスター)とは

「Cremaster」(クレマスター)は、睾丸につながる腱を包み温度によって伸縮する、卵巣と陰嚢のあいだにある筋肉を指す医学用語。
そこにあるのは、マシュー・バーニーが、イェール大学医学部に在籍していた事も、この表象の要因だろう。

その作中には架空のキャラクターとして、マシュー・バーニー自身が出演し、人体を変容させながら、幻想的で意味深いストーリーがほぼ台詞のないままに続く・・・

「Cremaster」(クレマスター)は、「4」(1994)、「1」(1995)、「5」(1997)、「2」(1999)の順番で公開され、「3」(2002)で完結。ランダムだ。

CREMASTER 5

CREMASTER 5 (1997) ― Mini-Review(3min..)

CREMASTER 2

CREMASTER 2 (1999) ― Mini-Review(4min..)

Cremaster 3

Cremaster 3 (2002) Mini-Trailer(3min..)

「Cremaster」を2回にわけで、ミニ・レビーをご覧いただき、全体像を把握できましたでしょうか(?)
・・・
えっ、それは、私も同じです。

マシュー・バーニーについての総集編が必要かも知れません。      そのような次第で、次回は、アート界最後のカリスマ、「マシュー・バーニーの全体像を考える」に続きます。マシュー・バーニーの連載になってしまいましたが、奥深く、そして、解釈も多様にできるシリーズですので、お時間の許す折に・・

#マシュー・バーニー #彫刻 #美容整用シリコン #人体 #CREMASTER #クレマスター #映画 #アート界最後のカリスマ_マシュー・バーニー

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