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奈良大和路 NARA YAMATOJI MAGAZINE

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奈良大和路に関して記した文章のマガジンです。奈良を撮った写真は、マガジン「PHOTO YAMATOJI」にまとめています。奈良県域の周辺部も歴史的に関連があれば含めて記してありま…
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#修二会

中勘助 なか・かんすけ (1885年 [明治18年] -1965年 [昭和40年]) の誕生日 (5月22日) 小説家・詩人 / 東大寺南大門と長屋王鎮魂説

中勘助 なか・かんすけ (1885年 [明治18年] -1965年 [昭和40年]) の誕生日 (5月22日) 小説家・詩人 / 東大寺南大門と長屋王鎮魂説


中勘助 なか・かんすけ (1885年 [明治18年] 5月22日-1965年 [昭和40年] 5月3日) 小説家・詩人・随筆家。

🔍 青空文庫 中勘助の作品

🔍 青空文庫 和辻哲郎「古寺巡礼」(1946年改訂版 [初版は1919年])

七章、二十一章に出てくる、奈良帝室博物館 (現・奈良国立博物館) にほぼ毎朝行き、東大寺に宿泊し、當麻寺の塔の風鐸をどう思います、と聞くN君が

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東大寺修二会 (お水取り) 試別火始まる (2月20日)

東大寺修二会 (お水取り) 試別火始まる (2月20日)

東大寺修二会 (お水取り) の前行、試別火 (ころべっか) が東大寺戒壇院の別火坊 (べっかぼう) で始まる (2月20日)。

🔍 森本公穣さん (東大寺僧侶) のTweet.

長谷寺の「だだおし」 (2月14日)

🔍 長谷寺公式YouTubeChannel. 「だだおし法要」

今年の「だだおし」は一般の参列不可 (ライブ配信で公開)。

「だだおし」とは8日から14日までの修二会の締めくくりの法要。
閻魔大王から預かった檀拏印 (だんだいん) を牛玉札 (ごおうふだ) などに押すことが名の由来とのこと。
本堂に登場した三人の鬼が堂外に追い出され、寺男たちが抱えて歩く大松明と一緒にしばらくうろつくものの

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NHKスペシャル 「お水取り」 地上波放送

NHKスペシャル 「お水取り」 地上波放送

NHKスペシャル 「お水取り」 30日夜9時から地上波放送。

語りは諏訪部順一さん。

🔍 NHKスペシャル公式Tweet

📝 修二会の前に番組スタッフも1か月隔離して生活するのが撮影の条件だったとのこと。

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(30日記事更新)

東大寺お水取り

東大寺お水取り

1日から東大寺二月堂で修二会 (お水取り) の「本行」が行われます。

この修二会の元々の目的は、吉備皇女・長屋王一族の鎮魂であろうと、私は考えてますが、

既にネットでも同じ意見がいくつか有りますね。

「お水取り」で「青衣の女人」はやはり大きい存在だった

「お水取り」で「青衣の女人」はやはり大きい存在だった

東大寺二月堂で1日から行われている「修二会」( しゅにえ。通称「お水取り」) の5日目から今帰って来ました。
殆ど偶然に乗り継げて最後に乗れた電車が終電でした。

修二会の5日と12日 (※1) に東大寺に縁のある人々の名を記した「過去帳」を読み上げ、その中の「青衣の女人」( しょうえのにょにん ) が謎の存在として、マスコミやネットなどでよく話題になります。

「神名帳」の読み上げの後、数分ほど

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東大寺修二会 (お水取り) 小観音後入 (生駒山への向き変え・扉無き厨子)

東大寺修二会 (お水取り) 小観音後入 (生駒山への向き変え・扉無き厨子)

📖 なぜ「小観音」は、一旦内陣から出されるのか?

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東大寺二月堂修二会(通称 お水取り) の
7日 (8日未明) 「小観音後入」を参観してきました。

実は、その前段階の7日午後6時15分頃からの「小観音出御」を観るために6時頃に二月堂の前に着いたのですが、
既に7日は午後5時から二月堂へ登る石段が、午後7時からの「お松明」のため通行規制され、
「小観音出御」の際に演奏されている笙や太鼓

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誰も見てない「お水取り」

誰も見てない「お水取り」

毎年3月恒例の東大寺二月堂修二会、通称お水取り、

去年2018年は13日未明と、14日から15日にかけての行法を見学してきました。

13日未明の1時過ぎ頃には、
二月堂から西におりたところの「閼伽井屋」〔あかいや〕という建物の中にある、
(「閼伽」は、サンスクリット語のアルギャ〔水、価値あるもの〕が語源との説有り。 )
「若狭井」と呼ばれる非公開の閼伽井から、二月堂本尊の十一面観音への御供

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法隆寺西円堂修二会 (2月1日〜2月3日)  / 法隆寺・薬師寺・東大寺修二会の「松明」と「鬼」の関係

法隆寺西円堂修二会 (2月1日〜2月3日) / 法隆寺・薬師寺・東大寺修二会の「松明」と「鬼」の関係

法隆寺西円堂 (さいえんどう) 修二会 (しゅにえ 2月1日〜2月3日)

結願日の3日は西円堂 (国宝) で追儺式 (ついなしき。鬼追い式 [おにおいしき]) が行われ、
3人の鬼が西円堂の外側を時計回りに歩きながら、火のついた松明を投げます。
19年に参観し、写真も撮ってきました。

〔📷 ↑ 法隆寺西円堂修二会追儺式。画面右端から二人目のオレンジ色の衣装が毘沙門天役。法隆寺のこの毘沙門天

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東大寺修二会終わる

東大寺修二会終わる

3月1日から本行が行われていた東大寺修二会は
3月14日に「本行」を終え、
日程上の「満行」(まんぎょう。※1) となり、主な日程を終了しました。

実際の時間上は、(去年参観した時は) 日付が15日に変わった0時過ぎに
「達陀 (だったん) の行法」(※2) が行われましたが、
それも日程上は14日のプログラムのエンディングになるのでしょう。

15日にも関連の行事がいくつか有るので、
全体とし

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東大寺修二会 (お水取り) 満行 (3月15日)

東大寺修二会 (お水取り) 満行 (3月15日)

東大寺修二会 (通称 お水取り) 満行 (3月15日)

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