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TIMLESS 石岡瑛子とその時代

美術館に行くのもいいけれど、アート系の本を読むのも好きで、今週は石岡瑛子さんの物語を読んでいます。彼女は、資生堂、PARCOのコマーシャルやポスターを手がけ、後に舞台、映画、オリンピックのデザインなどにも携わったDesignerでありArt Director。昨年の暮れから今年の初めにかけて「血が、汗が、涙がデザインできるか」というタイトルで東京都現代美術館で展覧会が開催されたのも記憶に新しいところ。この本は、展覧会と同時期に発売されたものです。本書を大まかにわけると、①彼女と仕事を共にしたアーティストなどのインタビューから彼女自身を追うもの、②彼女が携わった作品についてのエピソード、③タイトルの「その時代」のに関わるような、彼女と同時代を生きたアーティストとその作品のエピソードの3つの角度から構成されています。

彼女の感性、行動力、強さ、可愛さが詰まったストーリーと共に、同じ時代を生きた魅力的なアーティストの逸話も楽しめます。彼女のエピソードに纏わる作品の写真も掲載されており、展覧会を見逃した方、必読です。

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https://www.amazon.co.jp/TIMELESS-石岡瑛子とその時代-河尻-亨一/dp/4022517344

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