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わたしがアートにこだわるわけ🖍アートが持つ力とは

※この記事は2023年11月のものです
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先日、デンマーク🇩🇰で知り合ったお友だち
(⬇️下記のブログはそのうちの1人🤍) が主催してくれた、絵のワークショップに行ってきました。


デンマークの学校で習った“ヴェディックアート”と“対話型鑑賞”をベースにしたワークショップです

※🪽ヴェディックアートとは、

絵を、【上手か、否か。どのようにスキルアップさせるか】という観点からではなく、自己表現をするため・自己の内側を楽にアウトプットするための手段、という観点から行うものです🪽

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Vedic Art is a method of artistic creation and personal development with the view that it should be fun, easy and effortless to paint and create. The method wants to give people the tools to find their inner expression.

ヴェディックアートは、芸術的な創造と自己開発のためのメソッドであり、絵を描いたり創造したりすることは、楽しく、簡単で、楽であるべきだという考え方に基づいている。このメソッドは、人々が自分の内なる表現を見つけるためのツールを提供することを目的としている。
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引用元

自己表現のためのアートはなぜ重要?

①そもそも評価対象ではないから

私はですね、
【自己表現のために用いられるアートの存在】は、個人的に超重要だと思っているのです。

と、いうのも、私たちが受けた教育というのは正解がある教育ばかりで、

「上手下手」「高得点 低得点」でジャッジされてしまうことが多々あるからです

自分の内側からでたものをそんなふうに一瞬でジャッジされてしまうことは、自分の内側を否定されているのと同じこと。辛すぎます

アートは本来、技術ではなく楽しみ、癒され、もしくは癒し、学ぶことができるものです。

自他に向き合うこともできます。

評価から外れ、自由にアウトプットをすることによって、

わたしたちは自分自身も、他人をもより知ることが出来るのです。(詳しくは後述)


自己表現した先に待っているものが「評価」だったら、それほど地獄なものはないですよね、、

せっかく内側を出したのに、自分を出したのに
ジャッジされてしまってはもう殻にこもりたくなります(私もた〜くさんそんな経験があります)

自己表現のためのアートはなぜ重要?

②答えがないから個性が活きる


アートの素晴らしいところは答えがないところ!


全ての人の意見が、個性が、存在が、

作品を輝かせる。面白味になる。

あなたらしさが作品にとってスパイスになります

それらが、いわゆる「社会規範」から外れていたとしても、そのひとのストーリーや光を私たちは見ることが出来るのです

そうして他者の意見・感性を
アートを通して知っていくと、

驚くほど自分と他者とでは、
ものの見方・考え方が違うことに気付かされます。

しかし、何度も言いますがそれが面白い!

その違いが、面白いんです。

その違いによって、私たちは自分自身の個性をも、多様性についても知ることが出来ます。

そんな多様性が社会を彩らせるものの一つなのだと私は思っています。

私がアートにこだわる理由はそこにあります。


自己表現のためのアートはなぜ重要?

③直感を使う・慣れる大切さに触れる

はたまた教育に触れますが、私たちが受けてきた教育というのは、左脳を使う教育に重点が置かれています。

そのため私たちは右脳を使うことに慣れていません。

直感を使ったり感性を通して物事を見たりする機会がとても少ないのですよね

直感なんてエビデンスがないわけだし。🦐
という人も沢山いるわけです

けれど、私たちは実際、日頃から直感を多く使っています

例えば、バラ🌹という花を見た時、バラの見方、感想は個々で完全に異なってきます

力強く見える人
儚く見える人
グロテスクに感じる人
そこからストーリーを見出す人
ヨーロッパを感じた人
美女と野獣を思い出した人
弱さを感じた人…

いろいろな人がいます。

これらの見方というのは、

バラという花にまつわる記憶、
茎のしなやかさ具合、葉っぱの色などからの各々の記憶がそうさせているとも言えますが、

わたしたちはその花が持つ雰囲気やイメージなどからも判断しますよね

たとえば、ひとでいうと

【あの人今ピリピリしてるな】だとか
【あの人はすごく柔らかい雰囲気ね】だとか、

そういった空気感を察知することがあります。

(そして勿論、その受け取り方も個々で違っていていいんです)

その感覚は、直感を使って受け取っているのです。

直感を研ぎ澄ませていくことで、

私たちはより自分自身に素直に、
正直に生きることが出来ます。

(ネガティビティや固定観念が激しくあるとバイアスをかけて判断してしまったり、思考過多になり受け取れなくなったりします)

直感を信頼する大切さを、私たちは怪しいものや
根拠がないものだと思い、不安になることがありますが、それは偏った左脳教育に起因するものでもあります。

直感は私たちの素直な本心を知っています。

子どもが自分の“好き”に真っ直ぐな理由もここにあると感じています。

その感覚をつかみ信頼することが出来たら、(論理的思考や過去の経験ももちろん必要ですよ🍀)
人生はよりスムーズに進んでいきます。

私たちは無自覚であれ、本能や直感で【その人がもつ空気感🟰エネルギー】を嗅ぎ分けています

今回のワークショップでは、それが改めて確信になりました。

日頃から直感を使っている、と言えるわけ

参加したワークショップでは
絵画の対話型鑑賞と、ヴェディックアートを体験しました

まっさらな画用紙に響く新しいクレヨンの香り。

なんでも描いていいのです

図でなくとも写実でなくとも。


私が描いた絵はこちらですが、本当になんでも描いていいんです🖍これが正解ではないですからねー!


絵を描いたあと【ニーズカード】を使い、その人の絵に対して感じた言葉をピックアップしていきます。

⬇️ワークショップの概要一部⬇️

 “自分の感覚に素直になり、感じたままの私を表現したとき、絵を通して見えてくるものはなんでしょうか? ぜひ”ニーズカード”を使って、一人では見えてこなかった「絵の世界」との対話も楽しんでいただけたらと思っています✨”



そのカードの言葉やチョイスした理由を伺うと、

初対面なのに、、、!

どうしてそこまで分かるの?と思うほどでした笑

アートはその人自身をうつすので、アートを通してお互いに向き合うと、
より直感を使いながら相手に向き合うことが出来るのですよね。(大切!)


やっぱり人には各々直感が備わっていて、それに優劣もないのだ、ということが今回改めてハッキリわかりました。

そしてそんな風に自分のワクワク感―
直感に従い、磨きながら生きてゆくと、

人生はもっとスムーズに開拓されていく。

そんな確信を改めて得ました。

共感性がとても高い人はアートに通ずる人が多いのですけれど、そんな人は同時に感覚が非常に強い方でもあるんですよね

非常に面白いし、これからの時代、ますます必要になる柱だと確信しています。

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