こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
「ウチは御社のこと良くわかっていますから。」という20年来の取引をしている銀行の担当者。
社長のゴルフをしている姿、会食をしている姿、営業に出ている姿、社員に対して発言をしている姿。
さまざまな顔を持っている社長のこと、会社のこと、果たして何を知っているのでしょうか?
知っているのは自行の口座取引と決算書、会社に来て銀行員とコミュニケーションをしている姿だけでは?と先日思いました。
これでは友人以下で、ビジネスパートナーではありません。
私自身も勤めていたときに「あの社長とは仲良くやれている」と思っていたことがありましたが、勘違いであったことを今は反省しています。
社長の考えとしては、お金を借りる立場と貸す立場であり、銀行の看板があるからこそ自分のことを知ったかぶりをしている担当者と、何となく話を合わせて普段のコミュニケーションを取っているというのが現実です。
銀行の担当者は、会社に時々顔を出して何がしたいのでしょうか?
なぜ銀行員は社長に会いたいのか?
それは社長にしか決定権がないからです。
しかし、上記のような理由で銀行員が会いに来て、時間を奪われていては困りますよね。
中小企業においての最大の営業マンは社長です。
何が言いたいのか?
銀行員が面談をする相手は必ずしも社長でなくても良いということです。
もし社内に銀行に対して社長以上に知識と経験を持った人がいたとしたら・・・
その人に銀行対応をすべて任せてしまって、契約のサインをするときに30分だけ時間を作れば十分なのです。
上場企業の社長はそもそも連帯保証人になっていません。
融資実行のタイミングまで、社長に一度もお会いすることがなかったということもあります。
経営者はとても忙しいのです。
社長が本来すべきことに集中するためにも、銀行対応ができる人に頼んでしまうという選択肢もご検討下さい。
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