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腹筋と思考グセの鍛え方

去年からひっそりと続けているピラティスがいつの間にか30回を超えていました。

10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる

発案者のピラティスさんの有名な言葉。残念ながら見た目も身体のすべてが変わってる気配もないのですが(笑)へなちょこなりに、身体を使う時間が気持ちよくて続いています。

思えば、最初の2、3回は気分が悪くなってちょっと休んでからでないと動けなかったし(多分好転反応的なもの)
テニスをやめてから運動不足の日々に加えて、コロナ禍など体力が落ちる要素が満載だったことに改めて愕然としました。

とはいえ、身体は硬いのでなかなか苦戦しております。
そして、「身体に意識を向ける」がメインテーマゆえの、独特の言い回しがね~。

「頭のなかにあるネジを転がすように」
「背骨をひとつひとつ積み上げるように起き上がって」

ネジ?!積み上げる??!
クエスチョンでいっぱいになってると「頸椎胸椎腰椎仙骨座骨前傾後傾」が呪文に聞こえ始め「ワタシハイマナニヲドウスレバ」状態に(笑)

特に苦手なのが、マットに横になって身体をVの字に曲げておこなうハンドレッドというエクササイズ。腹筋を鍛えるものなんだけど、首で上体を起こそうとして、変な力が入って痛くなっちゃう。

このエクササイズのポイントは、「腹筋を意識すること
首や肩はむしろリラ~ックス。

つい起き上がろうと気持ちが前のめりになって、首で上がろうとするころを、ひたすらおなかに意識を集中させる。
そうすると、テコの原理で自然と無理なく上体が上がると教えてもらいまいした。

なんかこれを聞いて、思考グセも同じなのかな~と思ったんです。

力のいれどころ、意識する場所がズレてると、痛いし辛い。
それも無意識でやっているから、なかなか気づけない。
ちょっとポイントを変えるだけで、自然と楽にできる・・・

身体もココロも、まずは不具合に気づいて、修正するところを意識して、自分の身になるまで繰り返すというのはどうやら同じみたいです。

私が好きな先生の例えば話。

「銀座をビキニで歩いてる時のようにお腹と背中とくっつけて!」

これは分かる!必要性がそうさせる勢いが違う!
むしろお腹と背中へ向ける意識が銀座とビキニにとんでいってしまうのが問題ですらあるけれども(笑)

想像力は不可能を可能にするのであります。



#ピラティス  #習い事 #習慣 #身体のメンテナンス #心と体



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