ラベンダーが気持ち悪い。そんな時もある。
「ラベンダー、気持ち悪い…」
つい先日、ラベンダーをディフューズしていて、気持ち悪さを覚えました。
吐き気、不快感、おえっ、うぷっ、嫌…。
とにかく気持ち悪かったんです。
アロマテラピーでは、原点にして定番のラベンダー。
ラベンダーが苦手な方はともかく、好きで使っていても「気持ち悪い」と感じる事があります。
その原因と、そんな時の考え方を考察しました。
欲していない
ラベンダーが気持ち悪い、そんな時は「ラベンダーを欲していない」んだと思うんです。
腹いっぱいの時に焼き鳥のニオイがしたら「うぷっ」ってなる感じ。
「ラベンダーでリラックスしよう」って嗅いだけど、実はもう十分リラックス出来ていてお腹いっぱいだから「気持ち悪い」ってなるんだと思うんです。
「リラックスしたい」って思っていても、実はもうリラックス状態だったんだ、って。
アロマって「イイ香り」ってスーッと体に入って巡る時に「今これを欲してたんだ」って思うけど、その逆もあるんだな、って。
「今リラックスしたいんだ」ってアロマを嗅いでも「実はリラックスしてまっせ」って脳と体が教えてくれる時に「気持ち悪い」って感じるんだろうなと思います。
嗅覚は本能的
嗅覚は、ダイレクトに脳の「大脳辺縁系」へと伝わります。
大脳辺縁系は「海馬」や「偏桃体」などがある部分。
特に偏桃体は、恐怖や痛み、不安を感じた時に働くんだとか。
偏桃体が働くことで、恐怖や痛み、不安を感じ「逃げろ!」と感じたものを、本能的に避けるよう指令が出るんだとか。
嗅覚は本能的。
鼻から吸って脳に届くまでの時間は0.2秒なんだとか。
たった0.2秒の間に「気持ち悪い」と不快感を覚え、本能的にラベンダーを遠ざけようとしている、そう考えます。
「これ以上リラックスは要らん!」と脳が教えているんじゃあないか、と。
ラベンダー大好き、なのに…
もともとラベンダーが好きで使っています。
使っていますが「気持ち悪い」と思った…。
その時に、自分自身に戸惑いなど釈然としない感情に包まれました。
「いつも使っているのに」「こんなに気持ち悪いって感じるなんて」って。
でも、それって別に変な事じゃないな、って。
腹いっぱいだったら、食べたくない
「ラベンダーが気持ち悪い」って感じるのって「今はラベンダーいらん」って脳が教えてくれている事。
だから、別に戸惑いとか不安な気持ちとか、そんなのって抱いても別に不思議じゃないな、って。
腹いっぱいだったら食べたくないように「今はラベンダーいらん状態」なんだろうって考えてみました。
そう考えると、戸惑いとか不安が消えて「そんな日もあるか」って、ぱぁーっと霧が晴れたような感覚になれたんです。
「今」はラベンダーではないんだな、って。
「ラベンダーが気持ち悪い」って事もある
ラベンダーが気持ち悪い。
そんな時もあります。
その時は「今はラベンダーではないんだな」って、軽く考えましょう。
ラベンダーが好きであれば、また出番はやってきます。
その出番が「今」ではない、それだけです。
気持ち悪いって思っても、そんな時もありますので、気にしすぎず、アロマライフを楽しみましょう!
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