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#141 誰かと一緒にやるということ

3本の矢のお話はご存知でしょうか?
1本の矢では折れやすいが、3本束ねれば折れにくい。というのは表面上のお話。
これは中国地方の武将、毛利元就が3人の息子たちを集めて言った話です。
「一本の矢は簡単に折れるが、三本纏めると容易に折れないので、皆が心を一つにすれば毛利家が破られることはない」ということです。
この3人の息子は”国作り””合戦””調略”が各々得意なことが違ったが、3人が3人ともあまり仲が良くありませんでした。
そのため、「多少の利害関係はあるとしても、一つの目標に向かい、皆が協調することで困難を乗り切る事が大事である。」ということを説いたという話です。百万一心をモットーとし、皆で力を合わせることを大事にした毛利元就から出た言葉というのは納得です。

あくまでこれは仲が悪い関係ですが、現代においては別に仲が悪い人と手を組んでまで何かに取り組む必要はないでしょう。お互いの強みや目的が一致している人と手を組み、目的を達成する。これが大事です。

大学の友人とゴールドジムに通うことになりました。
私はアスリートとして基本的な筋力を取り戻す+出力を上げるため。
友人は自分磨き+ダイエットのため。
全然目的は違いますが、ゴールドジムに通うことになりました。
友人は元レスリング部でしっかりと筋トレをしてきた、ベテランの筋トレ好きです。
(たまに重たい物やベンチプレスを触ると嬉しくなるタイプの人です。)

お互いガチンコで筋トレに取り組んでいた同士なので、かなりレベルの高いトレーニングが期待できます。アスリートとしての筋トレもダイエットも、体を絞るという面では効果的です。
方向性は違いますが目的は一緒です。
お互いの強みを活かし、目的を達成すること。方やアスリートとして、方やダイエット。いろんな目標があって良いです。どんな人とでも何か一緒に取り組む。自分の目的を達成しながら、仲の良い友人と何かを取り組むことができる。
仕事もスポーツも一緒です。

誰かと一緒に取り組む癖をつけることで少しずつ大きなことに一緒に取り組めるようになっていく自分にレベルアップさせること。
1人で取り組まず、誰かを巻き込みましょう。もちろん、無理強いはさせない程度に。

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