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食品業界でD2C時代を制する「美味しい写真の創り方」

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「HCJ合同展示会」ヒト・モノ・情報の交流と発信を通じて、サービス産業の活性化に貢献するホスピタリティとフードサービスの商談専門展  2021.2.17オリジナル商品開発ビジネス… もっと読む
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記事一覧

世界観を創造する絵コンテ

世界観を創造する絵コンテ

写真の世界観をメーカーさんとともに創造していくにあたり、
事前に絵コンテを起こしイメージを共有することを、大切にしています。
撮影当日も、絵コンテがあることで、スタッフ全員が目指すイメージがはっきりと見え、スムーズな進行に役立ちます。

D2C時代を制する「美味しい写真の創り方」セミナーの主題として2つのキーワードを見出しました。

その一つが「世界観を重視した表現」です。
これは、王道な表現から

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食はクリエイティブ

食はクリエイティブ

「食」はとてもクリエイティブだと私は思っています。
料理は味、見た目、触感や温度、香り。それだけでなく
提供される空間では、調理中の音を聞きながら、鮮度という時間軸をも大切にされる。味わう。それは視覚への感動や、記憶に刻まれるような香り、口入れた時の温度感や舌触り。その全ての経験は、まるで劇場の様です。

今までで、最高に美味しかった、お料理の味を思い出してみてください。

その記憶は味だけでない

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試食の影響力

試食の影響力

結局、食品は、食べてみるまで味がわからないわけですね。

「そらとパンと旅」というユニット名で、有機野菜と天然酵母パンのマルシェ出店、ケータリングを、2015-2017年に横浜、都内で活動していました。

マルシェで一番大切にしていたことは、
「お客様一人一人の皆さんとお会いできること」

マルシェでは、会話と試食の影響力は大きくて、試食してみていただき
「美味しい!」となれば、ほとんどの場合すぐ

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食品業界とD2C

食品業界とD2C

私のフード写真家の仕事は、
「写真や動画というデジタルコンテンツの中でもより魅力的に食を伝えたい」
という需要でニーズが高まっています。Withコロナを過ごし、afterコロナを見据えて、食品業界でもリモートワークやオンライン化が進んでいます。

その背景として
スマートフォンの普及、写真を身近に簡単に楽しめる時代の始まり
Snsの発展、Instagramの流行、企業と個人が個々に繋がる
デジタル

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『美味しい写真の創り方』とは?

『美味しい写真の創り方』とは?

Ari’sWalk の授業では、
『美味しい写真の創り方』とタイトルを付けました。

数年前から授業やセミナーで伝えることを始めさせていただいた当初から、なんとなく付けていたのですが、しっかりとご説明できるようまとめてみました。
少しご紹介させていただきますね。

『美味しい』の意味は、美味、好ましい、見事、な
そういった食で、

「写真」を創造し、仕上げていくこと

美味しい=’簡単なのに効果的

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