隠さないで、素直に
自分の気持ちを押し込めたり、隠してしまうことは無いだろうか。
「あの時素直に、思い切り笑っておけばよかったのに」とか、「今どうしてこんなに涙をこらえているんだろう」とか、
自分の体と心が真逆になってることが、案外気づかないうちにたくさん起きている。
心と体が逆になっていたら、同じ方向に戻すことだ大切だ。
そのためにもうれしい、悲しい、楽しい、つらい、そういう感情は、何らかの形で外に出すといい。
表情にすることだって1つの方法だし、たとえ1人でいても泣くことで自分の心を緩めることができる。
あるいは表情で表せなかったら、言葉にしたっていいし、絵に描いてもいいし、歌ってみてもいい。
うれしいと思ったその時に、目の前にいる人に素直に「うれしいな」とそのままの言葉を言ったっていい。
自分の中に感情を押し込める癖を、すこしずつ無くす練習をしてみることを忘れてはならない。
そうやって心をほぐしていくと、自分が今何を思っているのかすぐに気づいてあげられるようになる。
人間関係も随分変わる。
自分を隠さなくても、受け入れ合える関係を築けるようになる。
最初は難しいかもしれないけれど、自分の気持ちを隠さないで素直に出してみると、とても生きやすくなる。
心をほぐして、力を入れなくても済むようになってようやく、生きた心地になると思う。
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