自分を言葉に当てはめない
言葉で何かを簡単に説明できると、とても便利だ。
フワフワと形の無かったものが、言葉を通して形になるからすっきりする。
たとえば自分の気持ちは言葉にできると、心が落ち着いて、もどかしさも無くなる。
ただ、自分を何か言葉で表すことに違和感を持つ。
たとえば自己紹介。
自己紹介の時はたいてい、「自分は○○をしていて、こんな者です」と伝える。
はじめて会う人同士なのだから、自己紹介をすることでどんな人なのかちょっと分かって安心する面もある。
けれども私は自己紹介を終えるといつも、なんとも言えない気持ちになる。
自分を「〇〇だ」という型に当てはめてしまったようで、腑に落ちないから。
そう思うから、肩書にも違和感を持っている。自分に肩書をつけるのが好きではなくて。
わがままなのかもしれない。
けれど、ただひたすらに自分として生きていられて、たった1人の自分として人に見てもらえたら、と思っている。
だから自分を肩書で表現すると、自分がその肩書に縛られてしまう気がして窮屈に思う。
どちらかというと自分自身のことは言葉にするより、言葉じゃないことで伝えるほうが気が楽だ。
好きな洋服を着たり、歌を歌ったり、踊ったり、泣いたり笑ったり。
そんな要素が集まって、「自分」というものができている。
自分はいったい何者なのだろうと考えてしまう時は、たいてい言葉に捉われている気がする。
医者である、学生である、一般人である、有名人である…そういった言葉に捉われている。
本当は「何者なのか」以前に、すでに自分だ。
その時々で変わり、計り知れない心を持つ自分を、本当は言葉で簡潔に示せることなんてできないのだと思って、また今日を生きている。
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