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分からないところから、何かが生まれる。

分からないことって、私はとても好きです。

自分の中で答えがまだ出ていなくて、分からないことにぶつかるたびに、冒険のはじまりのような、胸がざわっとする感じがします。

どうして自分はこんな気持ちになるんだろう?

何がどうなって分からないんだろう?

そんなことを考えているうちに、何かが生まれるんです。

だから「分からない!」って私は大好きです。

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たとえばですが、私は分からないことがありました。

「自分を大事にする」ということです。

自分を大事にしなさい、ってなんなの?

ずっとずっと、分かんなかった。

自分を大事にする、自分を大事にする、自分を大事にする、自分を大事にする・・・。

頭の中をぐるぐると回っていました。

分からなかったから、思い切り人と関わってみました。

関わっているうちに分かってきました、「あっ!自分がどっか行っちゃってる!」って。

そしてなんだかその時、とても苦しかったです。

その時にやっと分かりました、「あぁ自分を大事にすることができていないって、きっとこういうことを言うんだ」と。

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つまり分からないことが分かった。

そして私は思いました。

「もっと自分を大事にできて、誰とも比べる必要がなくて、自分もみんなも最高じゃん、って思える世界をつくりたいな」

分からないことが分かった瞬間は、私の夢が生まれた瞬間でもありました。

今はそれを形にしている真っ最中で、私はまだまだ冒険の途中です。

冒険の途中でもまた分からないことがたくさん出てきて、分からないことが分かって、また何かが生まれて。

そうやって自分が見たかったものを見られるようになるんだなと思っています。

でも「見たかったもの」って今説明できるものではなくて、やっぱり何かを分かって、自分の目で見てから「あぁこれが見たかったものだな」って、ようやく気付くんです。

それって私には、すごく、すごく面白いことです。

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分からなくて、いくら想像してみようとイメージが浮かばない。

それはとても誇らしいことで、とても楽しいことです。

すごいことです。

最高です。

「分からない」って思うことは、無知だとか、はずかしいとか、そんなことじゃないんです。

私はもっともっと、分からないことだらけで、生きていきたいな。


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