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選んだもので、できている

同じように生きいても、ひとりひとり何を感じるかは全然違う。その環境にいて、どう行動するかも人によって全く変わってくる。

自分の見る景色とは、おそらく自分が選んだものが集まってできていると思う。

嫌いなものがあったら、離れることもできるし、逆に執着することもできる。

好きなものがあったら、それに囲まれることだってできるし、「自分には似合わない」と遠ざけてしまうこともできる。

近づけるか遠ざけるか、それを決めているのは自分だ。

いま見えている世界は、どんな景色だろうか。好きだと思えるだろうか。

この景色は今までの自分が選んできたものでできている。

朝ごはんにパンを食べたいと思って、パンを食べる。

自分の人生とはそんな小さな集合体。

自分の人生だから、自分で選んだ責任を持っていたいし、自分で選ぶ自由を持っていたい。

そのためにも自分は何を選んでいたいのかとか、どんな人でありたいのかとか、どんな景色を見てから人生を終えたいのかとか、できる限り考えておくといいと思う。

自分が何をしたいのかが分かっていると、何を選んだらいいのか分かるから。

じつは私もたった2~3年前までは、何をしたいのかが分からなかった。

そんな状態だったから、自分に差し出されたものを全て受け入れてしまった。

でもその時に苦しい思いをしてようやく、自分の中に大事にしたいものがあることを知った。

それ以来、自分の芯を大事にできるもの・環境を選ぶようになった。

今日も選ぶものでたくさんの1日となるだろう。

自分が本当に必要としているものだけをすくい取り、今日をつくりあげる。

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