見出し画像

我慢する力より、伝える力を

生きるうえで身につけておくといいのは、忍耐力ではないと思う。

むしろ忍耐力はほとんどいらない気がする。

それより大事なのは、伝える力だと思っている。

自分がどう考えているのか相手に分かりやすく話したり、苦しい時に「苦しい」と伝えたり、「あなたはどう思っているのか知りたい」と伝えたりする力が大事だ。

何かを我慢してばかりだと、自分のことを伝えられないし、相手のことも分からない。

でも自分のことや自分の望みを適切な言葉で伝えられたら、そこに人間らしいコミュニケーションが生まれる。

人間らしいコミュニケーションができれば、人間らしい関わり合いの中で生きられる。

自分の存在を認め、自分以外の人の存在も認められる。

どんなに小さなことでも、何か自分が感じたことを伝えられると、孤独(ひとりぼっち)ではなくなる。

だから我慢したり耐えたりするよりも、まずは自分を表現して伝えよう。

勇気を出して伝えてはじめて、お互いのことを知って共存できるようになるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?