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初めまして、いたみありさです。

今日から発信します「心のあり方 from NY 」をここ ニューヨークから、お届けしていきます。

今日はDoingとBeingについて話したいと思います。

この世の中は2種類の考え方を持つ人間が存在しているのではないでしょうか。Doingとは、目的を達成するには手段を選ばず、結果が全てという結果重視の人たち。Beingとは自分の在り方や心の持ち方、心地よさを重視している人たちです。

この話をする前に私がどうしてアメリカでギャラリーを始めたかのきっかけをお伝えしたいと思います。

2008年ニューヨークはセプテンバーイレブンス(アメリカ同時多発テロ)があって7年が経っていました。その当時私の友人が美術大学に通って絵を描いていましたが、絵ばかりを描いてまるで食事もせずに彼女の家には足の踏み場もないほどの絵が置かれていました。

それからしばらくして彼女が何度も、リストカットをして、精神疾患があるということがわかりました。

心が辛い時、悲しい時、前を向いて歩けない時、どうやって生きていけばいいのかわからないと思う時があります。その時私は彼女に対して何をしてあげられるのだろうかと考えました。

そうだ彼女の絵をたくさんの人に見てもらおう!というのが私の答えでした。

当時、ブルックリンで自宅にしていた靴工場だったロフトを自分で改造してヲウチギャラリーと名づけました。初めて彼女の作品をたくさんの人に見せたときに、作品を手に入れたいと言う人も現れました。彼女が得たギフトは共感という宝物でした。

そしてまるで人が変わったようにどんどん元気になっていきました。この経験から私は、心のあり方についてとても深く考えさせられることになります。そしてアートがもたらす力、パワーが人の生き方を変える効果があるということに気づきました。

それから12年後の現在2020年ですが、心のあり方をとても大事にする日本人アーティストたちが234名集まって世界に羽ばたくアーティストチームJCATとして活躍しています。

私が伝えたかった事は冒頭でお話ししたDoingとBeingという2種類の生き方があるといいましたが、私たちはBeingとしての生き方、心のあり方を大事にしています。

心のあり方は人間にとって、とてもとても大切であり、本来はそれを育てていかなければなりません。ではどうすれば心をベースとして毎日を幸せに、そして満足いく人生を過ごせるのか、そして周りの人をどうやって幸せにしていけるかということを皆さんにお話ししていきたいと思います。

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