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IT企業に転職してから4か月 DXの本質が少し見えてきたかも?

みなさんこんにちは。Arisaです。
最初の投稿から間をあけず、連続投稿してみます。

転職後の1年間の学び、気づきを色々残しておきたいと思っているので、半端知識でも積極的にアウトプットしてみたいと思います!

今回は、現職でも関わっているDXについて語ります。

DXの本質はCX?

コロナ禍になってからよく聞くDX。
そもそもDXとはどんな意味でしょうか?

多くのサイトの解説を見ると、大体こんな事が書かれていると思います。
DX=IT化で非効率なプロセスを効率的に改善し、それらを通して産業構造を変えること。

例えば、ハンコ廃止のニュースが話題となりましたが、電子署名の導入だけではDXにあらず。電子署名の導入により、在宅勤務が可能になり、その結果、業務効率が改善され、他のやりたい業務に時間が割けるようになった、そうなった場合ならDXになると思います。

電子署名を導入するということは、新しいシステムを導入することになるので、社内の決裁者に理解を得たりシステムの使い方を覚えてもらう必要があります。役員クラスや部長クラス等、たった数人の理解が得られないだけで、何十人何百人の人が、ハンコを貰うためだけに出社…笑いごとですが、笑えない人も少なくないのでしょうか。

そう考えていくと、DXって社内を変えることだと思いませんか?

社内を変える、まさにCX(コーポレート・トランスフォーメーション)です。

Cの後にDが来る! おやじギャグみたいですが、こんな風にいうおじさまたちもいらっしゃいます(笑)

私がDXに出会ったきっかけ

ここでは、そもそも私がDXに出会い、興味をもったきっかけを語りたいと思います。

昨年2020年、Webマーケティングのスクールで受講していた時、DXの事を知りました。

元々マーケティング職に興味があり、未経験で転職する方法はないかと考えて通い始めました。3Cやら4Pやら、CVやCTRの用語で混乱しているところ、ある面白い講座があったのです。

それはDXに関する解説の講座です。
顧客の動きが数値化され、解析ができるようになった現代、Webマーケターとして活躍している人が増えています。Webだけではなく様々な世界でIT化が進み、電子政府や自動運転による利便性の向上、IoT機器のレコメンド機能、パーソナライズ製品などなど、世の中が便利になっています。そう、Society5.0の世界です。

DXやSociety5.0の世界の話に、私は魅了されました。

正直、Webマーケティングの世界以上に、IT化によって世界が変わってしまう事にワクワクしたのです。

4か月を経て変わる、私の「DXって何?」に対する答え

入社する前は、DXは自動化のシステムを導入することくらいにしか理解していませんでした。よく、IT化=DXではないといわれていますが、本当の意味で理解していませんでした。

DXはCXであると冒頭で言ってみましたが、CXをするという事は会社を変えること、つまり自分たちを変えることかもしれません。

人間は変化を嫌う生き物です。本当にみんなのためになると思えば、変化が必要な事もあるかと思います。システムを導入した先に時間の短縮や業務効率化につながり、その結果、利益向上につながれば、会社としては、社員としては幸せにつながっていくでしょう。

一方で手放して喜べない部分もあります。

DXが進めば進むほど、中間管理職の人たちや年齢が高く、変化についていくことが難しいであろう人たちがリストラにあっています。自動化が進み、定型の仕事に就いていた人は非正規に置き換わったり、その人数がさえも減っています。
彼らはどこに行くのでしょうか…。

今の仕事では、大手企業にCX、DXのコンサルをしているような立場なので、コロナで本当に困る人たちのために何かできることはないのか、とよく考えてしまいます。

これから私にできることは?

声を大にして言いたいのは、終身雇用は終わった! ということです。

大企業に入って1社を堅実に勤め上げれば…と思っても、リストラの危機がある。どんなに規模が大きくても、時代の流れについていけず消えていく。これはどの会社でもあり得る、というのを、2020年を過ごした人は気が付いたはずです。

その中で生き残っていくにはどうしたらいいのか。

毎月一定額のお給料が保証されると、人間は学ばなくなると思います。前職でそれが脅かされる、そろそろ何かアクションを起こさなければダメそうだ、と気が付いてから、多様な働き方に目を向け始めました。

転職を繰り返してキャリアの付加価値を上げていく。入社がゴールでなく、成果を出し続ける。副業やフリーランスという働き方にも目を向ける。
明日会社がなくなっても、生きていける覚悟を持つ。

私個人がこの時代に生き残るとしたら、こんな生き方をこれから実践していくことだと思います。

そして、実践者として啓蒙していく…DXに対して何ができるかと言われたら、こんな答えしか出てきません。

もちろん、本業にも情熱を傾けて頑張ります…!

コロナ禍で図らずも進んだDXは、手探りでどうすればいいかよくわからないといわれたり、雇用が失われる側面もあり、苦しいところもクローズアップされますが、幸せにのびのびと生きていける可能性にも富んでいます。

早く閉塞感から脱却してのびのびと暮らせる世の中になるといいですね。

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