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不便を味わう 音声ブログ付き

この文字ブログを少々話を広げて収録したのが、音声ブログです。
ありのまま@9の人間性がよりでています。↓

from:ありのまま@9

飲み会に向かうバスの中を思い出して、、、

大学4年間を過ごした東京で一番長くバイトしたのがコンビニ。

履歴書をペンで書かなければなからないことを

初めて知ったバイト先だった。

それまでもバイトをしていたが、幸いにもそのときは

ペンで書いていた。

でも必ずペンで書かなければならないなんて思ってもみなかった。

ちょっと考えたら分かるけどね。

ほんと、お花畑育ちだよね、僕。

そのバイト先の面接では鉛筆書きの履歴書を持参していた。

「履歴書はペンで書かないとダメだよ。」

これが僕と店長の初めての会話だった。

世間知らずで親元を離れた僕に様々なことを教えてくれた店長だった。

東京ではアパートを借りて一人暮らし。

ある日、インターホンがなった。

すぐにドアを開けて対応する。

男性のおっちゃんがすかさず、玄関に入ってくる。

「新聞、とりませんか。これプレゼントしますんで。」

って靴箱の上に洗剤のプレゼントが置かれる。

そのおっちゃんだけではない。

玄関には入ってこないけど、僕の視界の中に

明らかに怖いお兄さんが立っている。

無言の圧力をかける。

新聞をとれって感じ。

だからか、おっちゃん強気!

「プレゼントもらったんだから、新聞とりなさい。」

結局圧力に負け、そのままの流れで新聞をとることになってしまった。

※後にも先にもこれ一回きりだったけど。東京、怖くないよ、良い人もいっぱい。

その話をバイト中に話題になった。

店長すかさず

「大丈夫だよ。クーリングオフしろ。」

「クーリングオフ?」

「契約しても1週間は解除ができるよ。」

めちゃくちゃホッとしたことを今でも覚えている。

そんな社会の様々なことを教えてくれた店長が我が地元に旅行にきた。

再会したのは、去年の12月。

その再会が20年ぶりのだった。

その再会についてはいずれ書くね。

遊びに来ている店長と飲むために、集合場所へ。

僕が住んできるところからは自家用車でいけば、1時間くらい。

めちゃくちゃお金がかかるけど車で行って、代行で帰る

っていう選択肢もある。

だけど、たまにはバスで行ってみよう!

バス3

バスの路線を調べ、時刻表で出発時間を決める。

そして、バス停から目的地行きのバスに乗った。

もちろんだけどバスって、目的地に最短距離で行ってくれない。

だいぶ遠回りする。

我が家の前にバスが止まることもない。

車を使うより何もかも不便だけど、

なんだか新鮮な気持ちでバスにいた。

そして奇跡的にもトラブルに遭遇。

『すみません。みなさん降りてください。』

「?」

『バスが故障しました。』

って目的地からめちゃくちゃ遠いところでバスを降ろされた。

オーマイゴット!

まあ、仕方ない。

次のバスは40分後

そんなに待ってたら、約束の時間に間に合わない。

それどころか大遅刻。

そんなことできない。

そして、タクシーで行くことを決めた。

しかし繁華街から離れたところだったから、

タクシー来ない(汗)

めちゃくちゃ不便だった。

だからこそ、便利さのありがたさも知った。

おそらく、今の便利さを体験してなかったら、

この不便さなど、不便とも思わなかっただろう。

これが普通って、怒りもこみ上げないかもしれない。

普段から意図的に不便さを体感しないと

いざという不便に対応できなくなる。

不便になれる必要があるよね。

また不便を味わうことで、

普段の生活のありがたさを実感できる。

ふりこと一緒。

逆に大きく振れるから、逆にも大きく振れる!

PS

子供達が通っていた幼稚園では、

水曜日はおにぎりのみの弁当という決まりがあった。

「ひもじい思いも経験させたい」

というのが1つのねらいだった。

逆を体験しないと良さがわからないよね。

便利さだけ、裕福さだけでは

万が一に対応できないよ。

時間がある時こそ、不便に挑戦してみよう!

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