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読んだ本|Search Inside Yourself→EQを伸ばす目的は自分の最適化!

最近「その差は目的が違うんだな」で腑に落ちることが多い。

意識の差/行動の差/結果の差/発想の差/想いの差 など、目的が違うと差が生じる。当たり前だ。目的が違うから。腹を立ててもしょうがない。「なんで?」と詰め寄ってもしょうがない。目的が違っていたのだから。

で、何度も読んだこの本も、読む時の目的が違ったのだろう。今回は『EQだよ、EQ』ってところが心に響いた。

正しいトレーニングを受けさえすれば、誰もが今よりEQを伸ばせる!

EQとは、自分自身と他人の気持ちや情動をモニターし、見分け、その情報を使って自分の思考や行動を導く能力。(ピーター・サロベイとジョン・D・メイヤーの二人による定義)

私の読書Memoをご紹介

・マインドフルネスの実践は、人と人とのつながりや頼り合いの経験への入り口であり、その経験がEQに基づいた行動や、新たなあり方、最終的にはより大きな幸せ、明瞭さ、知恵、優しさにつながる
  ↓
一人一人の行動で世界の基準構造に変化が起こる

役に立つ心の習慣の創出|誰であろうと人に会ったら必ず「この人が幸せになりますように」と、まず反射的に思う習慣が身についているところを想像してほしい。そんな習慣があれば、職場が一変する。

EQの恩恵|職場というコンテクストではEQのおかげで3つの大切な技能を発揮できる。優れた職務遂行能力・抜群のリーダーシップ・幸せのお膳立てをする能力。「幸せのお膳立てする能力」がおそらく一番重要なのだろう。

幸せとは、「ずば抜けて健全な心から湧き起こる、好調の極みにある深い感覚・・・最適の存在状態」とマチウ・リカールは定義している。
最適な状態は、「心がどう機能するかを鋭敏に理解することで到達する深遠な情動のバランス」だという。幸せはトレーニングで身につけることのできる技能だ。最終的には、持続可能な幸せと思いやりを生み出す。

EQを伸ばす目的は、あなた自身を最適化して、すでにできる以上の水準でも機能するのを助けることだ。あなたはさらに進歩できる。

私たちが実施するコミュニケーション講座の目的は、EQを伸ばすこと。マインドフルネス瞑想もカリキュラムに組み込みながら、『幸せのお膳立てをする能力』を高めていく。

カウンセリングで「仕事の目的」を尋ねると、「生活のため」との答えが多い。経営者の「仕事の目的」は、自分だけのためじゃないだろうが、従業員の「仕事の目的」は自分のために留まっていることがある。

この差を縮める手段として、EQを伸ばすことを目的にする。楽しみすぎる!

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