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コミュニケーション能力を高める秘訣

人間関係の間にある境界線。これをバウンダリーと呼んだりします。

親しき中にも礼儀あり

という言葉もありますが、家族でも、付き合いの長い親友であっても、越えてはいけない線と言うのがあります。

よくあるのが、部屋への入室。自分の部屋に勝手に入られて、モノを持っていかれたり、何かを見られたり・・・

家族と言えど、許可なくやられると不愉快です。

親友でも同じです。付き合い長いし、これまでも大丈夫だったから、とその人のプライベートを他人に話したり、頼まれてもいないのに人を紹介したり・・・ましてや相手が独身だからと異性との間を取り持ってしまったり・・・

良かれと思ってやったことが、関係にひびがはいることもしばしば。

ちなみに、親友の婚約をまだ、本人が公表していないのに、勝手にばらして、親友との関係がなくなっただけでなく、婚約自体も白紙になったケースを知っています。

人間関係の間の境界であるバウンダリーは非常に大切です。それは互いに気持ちのよい関係を維持するためのものです。

「よかれと思って」というのはあくまでも、こちら側の視点で、相手がどう感じるかは相手次第なのです。

自分と他人はちがう。同じ環境で育った兄弟姉妹だって違う考えなのです。

ましてや、他の家庭で育った人と同じ考えになるというのはほぼありません。

自他の違いを前提に、相手のことを考えながら行動する。

良かれと思ったことをやりたい場合は、相手に許可をとる、または相手から求められた場合に限ります。

バウンダリーへの意識を持つことが、実はコミュニケーション能力を高める秘訣です。

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