yutaka muto

ニンジン嫌いではありません。

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最近の記事

ai小説桜舞う恋あけぼの

春風に舞う桜の花びらが、私の頬をくすぐった。 「りなちゃん、花見に行かない?」 年上のあの人はいつものようにニコリと微笑んでいた。 私とあの人の出会いは、就職活動の最中だった。 本当は別の会社を希望していたけれど、あの人にスカウトされてしまった。 でも、あの人の人柄に惹かれ、この会社に就職を決めた。 最初はただの先輩後輩の関係だった。 でも、仕事を一緒にするうちに、だんだんと距離が縮まっていった。 大人しくておっとりした性格で、誰からも好かれるあの人。 桜が満開の頃、い

    • ai小説 失恋日記

      私の人生で一番苦しかった日は、彼と別れた時だった。ほんま、ヤバすぎる。 リョウと私は、高校から付き合ってた年の離れた同級生カップル。リョウは私の初恋の人で、何もかもが新鮮で愛おしかった。 卒業して同じ大学に進学したんだけど、だんだんリョウが冷たくなっていって...。 「ごめん、別れよう」あの日のリョウの言葉が、今でも脳裏に焼き付いてる。理由も聞かずに私はただ号泣した。 その後は、毎晩泣きながら寝て、朝起きると腫れ上がった目でまた泣く日々。友達に「もう前を向いて」って言

      • ai詩紙ひこうき

        ひらり ひらり 風に乗って 小さな紙の翼が舞う 夢を映す細い影 地上を離れ 高く高く 力強く風を切り裂き 空の彼方を目指す 紙飛行機よ かすかな涙を乗せ この手のひらから放たれて 世界はもっと広がり 希望の地平がある 飛べ飛べ紙飛行機 空高く 大志を抱いて 私の願いを乗せ 果てない青空へ飛んでいけ

        • ai小説胸に秘めた想い

          春風に誘われるように、桜の花びらが舞い散る中を、僕は毎日通学路を歩いていた。きょうも校門から見えるあの女の子の笑顔に、胸が高鳴る。 クラスで1、2を争う成績で、生徒会長でもある彼女。だけど教室に入ると、ひとりぼっちのおとなしい女の子に戻っている。周りは彼女の美しさに気づかないふりをしているけれど、僕だけは気づいていた。 僕らに言葉を交わすことはほとんどない。でも、たまに廊下で肩がぶつかりそうになった時、彼女はいつも僕を見つめ、怯えたような笑顔を見せてくれた。あの笑顔に、僕

        ai小説桜舞う恋あけぼの

          ai小説糸かけの窓辺

          私の名前は陽菜。高校3年生。 毎朝、窓辺に座って日記を書く。今日の日記には、「小指に赤い糸を見つけた」って書いた。嘘じゃない。本当に見えるの。細くて、柔らかくて、風に揺れる。 最初はびっくりした。でも、不思議と怖くなかった。むしろ、温かい。あったかい手を握られてるみたい。 学校に行くバスの中。糸が伸びていく。誰かに繋がってるのかな。そう思うと、胸がきゅんとした。おばあちゃんが言ってた。「運命の人は赤い糸で繋がってるのよ」って。 ある日、学校の廊下。ふと見ると、同じクラス

          ai小説糸かけの窓辺

          ai詩静かなる勇者

          乾いた大地に 一滴の命 逆境の中で 立ち上がるサボテン 太陽の熱に 焼かれてなお 緑の体に 希望を宿す とげは守り 花は願い 孤独の中で 静かに生きる 時には涙を 砂に染めて それでも 明日を信じる 雨が降れば 命の喜び 美しく咲く 一瞬の花 短くとも 鮮やかな輝き 荒野に響く 生命(いのち)の讃歌 人は言う 「サボテンは強い」と でも知らない その優しさを 乾いた心に 潤いを与え 私たちに 生きる勇気を

          ai詩静かなる勇者

          トマトの記憶

          朝の陽射しが キッチンの窓辺を照らす 真っ赤なトマト いくつか 白い皿の上で 微笑んでいる あなたが育てたトマト 畑の土の匂いがする 指先に残る 緑の茎の感触 あの夏の日々の 記憶 果汁が まるで涙のように 皿に零れて 輪を描く ひとかけら 口に運ぶ 甘酸っぱさが 舌先を刺激する あなたの笑顔が 胸に広がる 窓の外 風が吹く カーテンが そっと揺れる ふと気づけば トマトは もう半分 食べ終わっている 静かな朝の中で トマトの味と あなたの温もりが 私の中で 静かに

          トマトの記憶

          ai小説 本の海で見つけた君

          あの日、ぼくは図書館の本棚の間を泳いでいた。本の背表紙が並ぶ壁は、ぼくの秘密の海。そこで出会ったのは、星のような瞳をした女の子。 「ねえ、この本知ってる?」彼女は指差した。その指先には、ちいさな絆創膏。 「うん、読んだことある。主人公が最後に見つけたのは、自分の中の勇気だったんだ」ぼくは答えた。 「そうなんだ!」彼女の瞳がキラリと輝いた。 それから毎日、放課後の図書館は二人の秘密基地。本の海を泳ぎながら、ぼくたちは言葉の宝石を拾い集めた。時には笑い、時には泣き、ときど

          ai小説 本の海で見つけた君

          ai詩 夕暮れのチューハイ

          夕焼けが染める 六畳の部屋 窓辺に置いた チューハイの缶 夏の残光 缶の表面に踊る プシュッと開ける 小さな勇気 一日の重み 泡に変わる 浮かんでは消える 儚い歓び 梅の香り ふと思い出す 雨上がりの庭 濡れた梅の実 母の笑顔 「この香りが好きなの」 チューハイ 一口目 喉の奥 ほろ苦さ 二口目 舌の先 ほのかな甘み 人生もまた 苦さと甘さの 綯い交ぜ 外では 蝉の声 遠のいていく 秋の足音 そっと近づく 移ろう季節 変わらぬ味 隣の部屋 赤ちゃんの泣き声 新しい命

          ai詩 夕暮れのチューハイ

          ai詩 さよならの桜

          春の風に揺れる桜の花びら 卒業式の日、君の横顔が輝いていた 教室の窓から見える校庭 散る花びらが君への想いを運んでゆく 「好きだよ」と言えなかった言葉は ノートの隅に小さく書いた秘密 同じ道を歩いた三年間 君の笑顔が私の心を照らしていた 別々の道を歩む時が来て 桜の下で君と最後の別れ 君への恋心は春の風に乗って いつかきっと届くと信じている さよなら、私の初恋 この想いは永遠の宝物

          ai詩 さよならの桜

          ai小説 ちいさな森の大きな声

          ``` 『ちいさな森のおおきな声』 わたしの名前はみどり。いちおう大学生。でも、今日はそんなことどうでもいい。だって神宮の森が泣いているんだもん。 朝から雨。空も森も泣いているみたい。傘をさしてるけど、心は濡れてる。神宮外苑に着くと、いつもの銀杏並木がない。代わりにあるのは、工事現場と看板。「ここに高層ビルが建ちます!」って。 なんでこんなことになっちゃったんだろう。この森で初めてセミの抜け殻見つけたの、覚えてる? あの時は、「みどり、すごいじゃん!」ってみんなに褒めら

          ai小説 ちいさな森の大きな声

          ai詩 初夏の公園

          ``` 公園の芝生 初夏の風 蒲公英の綿毛 ふわり舞う 幼児の手 じゃれる蟻 生命の不思議 目を輝かす シーソーの上 はしゃぐ笑い声 高低差の中 心のバランス 水飲み場 水しぶき 汗を拭う手 ひんやり安堵 桜の木陰 お弁当開く 母の愛情 ぎゅっと握る 夕暮れ時 蛍の光 子の瞳に 宇宙を見た

          ai詩 初夏の公園

          オーラ

          最近、私は人の周りのオーラを見るようになりました。そんなものは存在しないという人もいますが、科学的には立証されていないとはいえ、私には見え、感じられます。 くすんだオーラや暗いオーラは、たいてい身体に疾患を抱えていることが多いです。明るいオーラは主に子供たちに見られます。自分のオーラは見えませんが、人を引き付けるオーラは、全身から何らかのエネルギーを放出しているように感じます。 この現象は動画からも確認できます。YouTubeで検索すると、非常に強いオーラを感じる動画に出

          作品市場のご案内です。

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           救いがないよね。

           息を吸い込むと、胸がつかえて苦しい。 内科に出かけて、抗生物質をもらい、 そのタブレットを口に水で流し込んだ。 テレビから流れる戦争の音で、苛立って いたのかもしれない。  高畑監督の「火垂るの墓」は、 戦争で庶民がいかに巻き込まれた 悲劇を描いた傑作である。  今ロシアは地政学の真っ只中にいる。 NATOが領土の周りを囲いはじめて いた。ウクライナはどうしても NATOに入られると脅威だった。 そこに軍を配備されると、 ロシアはそこからのミサイル を気にかけなくてはならな

           救いがないよね。

          生きている証じゃないか。

           薬局で薬が仕上がるのを、長いソファに座り、 待っていた。 薬剤師さんが、裏で薬をテキパキと、 調薬している。 もう、日が暮れて、夕闇が降りていた。外では 賑やかな声が盛り上がっている。もう春が近づいていた。  ボクのソファの隣には、 小洒落たおばあちゃんが座って、 薬が仕上がるのを待っていた。 彼女の服は、高くはなかった けれど、組み合わせ、 色彩のセンスがとても心地よい 品の良さを醸し出していた。  ふと手を見た。手がしわくちゃで、太い血管が 多く見える。年輪を感じさせ

          生きている証じゃないか。