■なにをするサークルか ネットショップをボランティアベースで立ち上げていくサークルです。 ■活動方針や頻度 例:サークルの掲示板を使ったりして話します。掲示板への投稿頻度は月に4回以上、 ■どのように参加してほしいか 例:ポジティブな活動を心がけてほしいです!
世田谷でネットショップをいっしょに作っていくチームのサークルです。
あの日、私は初めて本当の音楽を聴いた。 駅のホームで、ボロボロのギターを抱えた少年が歌っていた。人々は忙しなく行き交い、誰も立ち止まらない。でも、私には聞こえた…
春風に舞う桜の花びらが、私の頬をくすぐった。 「りなちゃん、花見に行かない?」 年上のあの人はいつものようにニコリと微笑んでいた。 私とあの人の出会いは、就職活動…
私の人生で一番苦しかった日は、彼と別れた時だった。ほんま、ヤバすぎる。 リョウと私は、高校から付き合ってた年の離れた同級生カップル。リョウは私の初恋の人で、何も…
ひらり ひらり 風に乗って 小さな紙の翼が舞う 夢を映す細い影 地上を離れ 高く高く 力強く風を切り裂き 空の彼方を目指す 紙飛行機よ かすかな涙を乗せ この手のひ…
春風に誘われるように、桜の花びらが舞い散る中を、僕は毎日通学路を歩いていた。きょうも校門から見えるあの女の子の笑顔に、胸が高鳴る。 クラスで1、2を争う成績で、生…
私の名前は陽菜。高校3年生。 毎朝、窓辺に座って日記を書く。今日の日記には、「小指に赤い糸を見つけた」って書いた。嘘じゃない。本当に見えるの。細くて、柔らかくて、…
乾いた大地に 一滴の命 逆境の中で 立ち上がるサボテン 太陽の熱に 焼かれてなお 緑の体に 希望を宿す とげは守り 花は願い 孤独の中で 静かに生きる 時には涙を …
朝の陽射しが キッチンの窓辺を照らす 真っ赤なトマト いくつか 白い皿の上で 微笑んでいる あなたが育てたトマト 畑の土の匂いがする 指先に残る 緑の茎の感触 あの夏…
あの日、ぼくは図書館の本棚の間を泳いでいた。本の背表紙が並ぶ壁は、ぼくの秘密の海。そこで出会ったのは、星のような瞳をした女の子。 「ねえ、この本知ってる?」彼女…
夕焼けが染める 六畳の部屋 窓辺に置いた チューハイの缶 夏の残光 缶の表面に踊る プシュッと開ける 小さな勇気 一日の重み 泡に変わる 浮かんでは消える 儚い歓び…
春の風に揺れる桜の花びら 卒業式の日、君の横顔が輝いていた 教室の窓から見える校庭 散る花びらが君への想いを運んでゆく 「好きだよ」と言えなかった言葉は ノートの…
``` 『ちいさな森のおおきな声』 わたしの名前はみどり。いちおう大学生。でも、今日はそんなことどうでもいい。だって神宮の森が泣いているんだもん。 朝から雨。空も森…
``` 公園の芝生 初夏の風 蒲公英の綿毛 ふわり舞う 幼児の手 じゃれる蟻 生命の不思議 目を輝かす シーソーの上 はしゃぐ笑い声 高低差の中 心のバランス 水飲み場 水し…
最近、私は人の周りのオーラを見るようになりました。そんなものは存在しないという人もいますが、科学的には立証されていないとはいえ、私には見え、感じられます。 くす…
息を吸い込むと、胸がつかえて苦しい。 内科に出かけて、抗生物質をもらい、 そのタブレットを口に水で流し込んだ。 テレビから流れる戦争の音で、苛立って いたのかもし…
yutaka muto
2024年6月22日 17:33
あの日、私は初めて本当の音楽を聴いた。駅のホームで、ボロボロのギターを抱えた少年が歌っていた。人々は忙しなく行き交い、誰も立ち止まらない。でも、私には聞こえた。星屑のようにきらめく音色が、心の奥深くまで染み込んでくる。「ねえ」私は思わず声をかけていた。少年は驚いたように目を見開いた。「あなたの歌、すごくきれい」言葉にするのは難しかった。でも、伝えなくちゃいけない気がした。少年は
2024年6月17日 23:14
春風に舞う桜の花びらが、私の頬をくすぐった。「りなちゃん、花見に行かない?」年上のあの人はいつものようにニコリと微笑んでいた。私とあの人の出会いは、就職活動の最中だった。本当は別の会社を希望していたけれど、あの人にスカウトされてしまった。でも、あの人の人柄に惹かれ、この会社に就職を決めた。最初はただの先輩後輩の関係だった。でも、仕事を一緒にするうちに、だんだんと距離が縮まっていっ
2024年6月17日 23:01
私の人生で一番苦しかった日は、彼と別れた時だった。ほんま、ヤバすぎる。リョウと私は、高校から付き合ってた年の離れた同級生カップル。リョウは私の初恋の人で、何もかもが新鮮で愛おしかった。卒業して同じ大学に進学したんだけど、だんだんリョウが冷たくなっていって...。「ごめん、別れよう」あの日のリョウの言葉が、今でも脳裏に焼き付いてる。理由も聞かずに私はただ号泣した。その後は、毎晩泣きな
2024年6月11日 16:33
ひらり ひらり 風に乗って小さな紙の翼が舞う夢を映す細い影地上を離れ 高く高く力強く風を切り裂き空の彼方を目指す紙飛行機よかすかな涙を乗せこの手のひらから放たれて世界はもっと広がり希望の地平がある飛べ飛べ紙飛行機空高く 大志を抱いて私の願いを乗せ果てない青空へ飛んでいけ
2024年6月11日 16:06
春風に誘われるように、桜の花びらが舞い散る中を、僕は毎日通学路を歩いていた。きょうも校門から見えるあの女の子の笑顔に、胸が高鳴る。クラスで1、2を争う成績で、生徒会長でもある彼女。だけど教室に入ると、ひとりぼっちのおとなしい女の子に戻っている。周りは彼女の美しさに気づかないふりをしているけれど、僕だけは気づいていた。僕らに言葉を交わすことはほとんどない。でも、たまに廊下で肩がぶつかりそうに
2024年6月10日 18:13
私の名前は陽菜。高校3年生。毎朝、窓辺に座って日記を書く。今日の日記には、「小指に赤い糸を見つけた」って書いた。嘘じゃない。本当に見えるの。細くて、柔らかくて、風に揺れる。最初はびっくりした。でも、不思議と怖くなかった。むしろ、温かい。あったかい手を握られてるみたい。学校に行くバスの中。糸が伸びていく。誰かに繋がってるのかな。そう思うと、胸がきゅんとした。おばあちゃんが言ってた。「運命の
2024年6月10日 13:38
乾いた大地に 一滴の命逆境の中で 立ち上がるサボテン太陽の熱に 焼かれてなお緑の体に 希望を宿すとげは守り 花は願い孤独の中で 静かに生きる時には涙を 砂に染めてそれでも 明日を信じる雨が降れば 命の喜び美しく咲く 一瞬の花短くとも 鮮やかな輝き荒野に響く 生命(いのち)の讃歌人は言う 「サボテンは強い」とでも知らない その優しさを乾いた心に 潤いを与え私たちに
2024年6月10日 07:21
朝の陽射しがキッチンの窓辺を照らす真っ赤なトマト いくつか白い皿の上で 微笑んでいるあなたが育てたトマト畑の土の匂いがする指先に残る 緑の茎の感触あの夏の日々の 記憶果汁が まるで涙のように皿に零れて 輪を描くひとかけら 口に運ぶ甘酸っぱさが 舌先を刺激するあなたの笑顔が 胸に広がる窓の外 風が吹くカーテンが そっと揺れるふと気づけば トマトはもう半分 食べ
2024年6月9日 16:36
あの日、ぼくは図書館の本棚の間を泳いでいた。本の背表紙が並ぶ壁は、ぼくの秘密の海。そこで出会ったのは、星のような瞳をした女の子。「ねえ、この本知ってる?」彼女は指差した。その指先には、ちいさな絆創膏。「うん、読んだことある。主人公が最後に見つけたのは、自分の中の勇気だったんだ」ぼくは答えた。「そうなんだ!」彼女の瞳がキラリと輝いた。それから毎日、放課後の図書館は二人の秘密基地。本の
2024年6月9日 16:28
夕焼けが染める 六畳の部屋窓辺に置いた チューハイの缶夏の残光 缶の表面に踊るプシュッと開ける 小さな勇気一日の重み 泡に変わる浮かんでは消える 儚い歓び梅の香り ふと思い出す雨上がりの庭 濡れた梅の実母の笑顔 「この香りが好きなの」チューハイ 一口目 喉の奥 ほろ苦さ二口目 舌の先 ほのかな甘み人生もまた 苦さと甘さの 綯い交ぜ外では 蝉の声 遠のいていく秋の足
2024年6月9日 01:16
春の風に揺れる桜の花びら卒業式の日、君の横顔が輝いていた教室の窓から見える校庭散る花びらが君への想いを運んでゆく「好きだよ」と言えなかった言葉はノートの隅に小さく書いた秘密同じ道を歩いた三年間君の笑顔が私の心を照らしていた別々の道を歩む時が来て桜の下で君と最後の別れ君への恋心は春の風に乗っていつかきっと届くと信じているさよなら、私の初恋この想いは永遠の宝物
2024年6月9日 00:20
```『ちいさな森のおおきな声』わたしの名前はみどり。いちおう大学生。でも、今日はそんなことどうでもいい。だって神宮の森が泣いているんだもん。朝から雨。空も森も泣いているみたい。傘をさしてるけど、心は濡れてる。神宮外苑に着くと、いつもの銀杏並木がない。代わりにあるのは、工事現場と看板。「ここに高層ビルが建ちます!」って。なんでこんなことになっちゃったんだろう。この森で初めてセミの抜け
2024年6月9日 00:01
```公園の芝生初夏の風蒲公英の綿毛ふわり舞う幼児の手じゃれる蟻生命の不思議目を輝かすシーソーの上はしゃぐ笑い声高低差の中心のバランス水飲み場水しぶき汗を拭う手ひんやり安堵桜の木陰お弁当開く母の愛情ぎゅっと握る夕暮れ時蛍の光子の瞳に宇宙を見た
2024年1月30日 10:47
最近、私は人の周りのオーラを見るようになりました。そんなものは存在しないという人もいますが、科学的には立証されていないとはいえ、私には見え、感じられます。くすんだオーラや暗いオーラは、たいてい身体に疾患を抱えていることが多いです。明るいオーラは主に子供たちに見られます。自分のオーラは見えませんが、人を引き付けるオーラは、全身から何らかのエネルギーを放出しているように感じます。この現象は動画
2022年4月29日 09:08
2022年3月19日 18:19
息を吸い込むと、胸がつかえて苦しい。内科に出かけて、抗生物質をもらい、そのタブレットを口に水で流し込んだ。テレビから流れる戦争の音で、苛立っていたのかもしれない。 高畑監督の「火垂るの墓」は、戦争で庶民がいかに巻き込まれた悲劇を描いた傑作である。 今ロシアは地政学の真っ只中にいる。NATOが領土の周りを囲いはじめていた。ウクライナはどうしてもNATOに入られると脅威だった。