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[Case 8]シンガポールの凄い点として、出来る子は高校生でも社会人2-3年目の人並みに能力が高いということです 元ディズニー新規事業・海外MBA・海外起業 Aki Nakamura

プロフィール:ディズニー社にてアメリカ国外で初のコンテンツビジネス(モバイル事業、TVアニメーションクロスプラットフォーム展開等)立ち上げメンバーとして新規事業を推進。その後、シンガポールを拠点に大企業向け新規事業・スタートアップへのハンズオン支援に従事。新興国ビジネスで直面した多くの困難から、現地の優良な人的ネットワークを核に「業界知見シェアリング」で新興国ビジネスを支援する「ExpertConnect Asia
(www.expertconnect.asia)」をシンガポールにて起業。イントレプレナー(社内起業家) と アントレプレナー 両方の経験を活かし、Raffles Institution、Hwa Chong Institution、シンガポール国立大学、南洋工科大学等の起業支援組織での講演・寄稿等で次世代育成にも活発に携わっている。慶応義塾大学文学部卒業、UCLA・シンガポール国立大学 MBA

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[Case 8]シンガポールの凄い点として、出来る子は高校生でも社会人2-3年目の人並みに能力が高いということです 元ディズニー新規事業・海外MBA・海外起業 Aki Nakamura 

いつから海外で働きはじめていますか?

  2010年にパーソナライズド・エンプロイメント・パス(通称PEP)を取得してからシンガポールに渡り、以降この国で働いています。
 職歴としては、シンガポールに来る直近までは、ディズニーにて新規事業に従事していました。在職中にUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)とNUS(シンガポール国立大学)のダブルMBAを取得。リーマンショック後に海外就活を本格化し、在シンガポールの外資系コンサルティング会社勤務ともう1社コンサルティング系会社の現地法人立ち上げを経て、3年ほど前にシンガポールにて起業しました。

どうして海外で働こうと思いましたか?

 日本国内の経験だけではキャリアパスが国内に限定されてしまい可能性が非常に狭くなると感じていました。そこで、担当する国を増やしリージョンに広げることで、自分の能力を発揮できる機会が広がり、仕事の楽しさも増えるだろうなという気持ちがありました。
 そこでMBAをきっかけに日本以外のエリアへの足掛かりを作ろうと考えました。2006年のことです。10年以上前で当時はビジネススクールと言えば欧米を選択する人が殆んどでしたが、ちょうど「ダブルディグリー(2つの学校で学位が取得できるプログラム)」が流行り始めた時期でもありました。当時はディズニーに勤務していたので、マーケティングやメディア・エンターテイメントに強いコロンビア大学やノースウェスタン大学やUCLAなどに興味を持っていましたが「30代中盤からチャレンジするのであれば、日本人としてアジアの強みを活かせるプログラムを選択した方が良い」とのアドバイスをLA出身の友人からもらい、UCLAとNUSのダブルディグリープログラムを選択しました。

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