釣ったさかな、どうしてます?
「それって、釣った魚に餌をあげないってやつだよね?!」
久し振りに会ったホームドクターからの、いきなり辛口コメント。
たしかに6月に絵本を出版してから
『たまねぎのなみだ』の広報活動をSNS上ではほとんどしていません。
「魚に餌をあげないと死んじゃうよ~。」
『え~っ!!』
デジタルよりリアルでしょ♫
いまだにどこかそう思っているところがあったり、
“宣伝ばっかりして”と思われたくないという
謎の不安にまみれて動けずにいました。
一体何軸で暮らしてるんだ?!私
子どもたちに届けていきたいなら
誰に何と言われても広めていいわけで、
伝えようとする姿勢を嫌う人がいたとしても
知ったこっちゃない、
そのくらいの勢いがないと届けていけないのでは?と3か月以上経ってから気づいてみたり。
絵本は息が長いからと、油断してしまっているところもあるかもしれませんが、
そもそも絵本は定番本が大半を占め、新規参入が最も難しいジャンルとすら言われています。
「激戦区に挑むんですね!」と言われたことは一度や二度ではありません。
さて、この絵本と児童書を繋ぐ、橋渡し役の『たまねぎのなみだ』
どうやって届けていこうかしら?
学童などで絵本ワークショップはやってみました
自身の勤める小学校では、保護者や世間の目を意識して萎縮し、担当している子どもたち以外には、絵本を出したことすら伝えられていません。
ようやく図書室で購入してくださり、
新書として並べられています。
新書は貸し出しができないため、図書室で読むしかありません。
ペンネームにしたので、希流れお=先生ともバレてはいない。
近くの公立図書館でリクエストをしてくれたみなさんのお陰で、そちらでは借りることができているようで、予約待ちして手にとってくれた話は時々耳にして嬉しくなったり。
「お母さんが読んでる途中で泣いてたよ。」
「ママがうるっとしたって。」
感想を伝えてくれる教え子たちもチラホラ♡いて本当にありがたい。
勝手に絵本が歩いて口コミしてくれるわけではありません。
自分をはじめ、人が伝えてくれるもの。
大親友のMちゃんは、
「この絵本、気が高いよ。すごくいいから、私の周りに『たまねぎのなみだ』を宣伝しまくったら、みんな買ってくれてもう30冊くらいになってると思う」と、一切お願いなんてしてないのに、口コミ活動が半端ないのです☆
しかも「あなたはすべてを手に入れてきた人(すべての夢を叶えて来たという意味)れおちゃんはすごい人なんだよ。」私の自信のなさを見抜いてか、そんな言葉もかけてるんです。
自分の内側から湧いてくるものが大事だと思いつつも、
身近な信頼できる友だちの言葉にハッとさせられたり、愛を感じウルウルしたり。
そして、同時に湧き上がる感謝の気持ちを、どうやって恩返しできるかなぁと思ってしまうのですが、きっとそれは私がもっと自分を信じ解放し、本来のむき出しの自分で生きることで叶っていくんだろうなぁと感じています。
先日も「『たまねぎのなみだ』読もう♪」と、
休み時間、子どもたちが嬉しそうに本を読んでくれる姿、
友だち同士で1ページずつ交代で音読してくれている様子を見ながら、
こんなふうにこの絵本のそばで、優しい笑顔になってくれるこどもたちに
もっともっと届けていきたい!
そう思い改めたのでした(^_-)-☆
☆『たまねぎのなみだ』Amazon
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☆『たまねぎのなみだ』読み聞かせ 希流れおYouTubeチャンネル
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