広報活動のうまいやり方について
これまで、『ワールドビジネスサテライト』や『バンキシャ』などのテレビ番組、さらには『Newspicks』、『日経』、『日刊工業新聞』などのメディアに出演する経験を積んできました。また、ガジェット関連の映画にも出演し、これらの経験を通じて広報戦略の計画と実行に成功してきました。
広報活動の必要な理由
ものすごく素晴らしい活動や商品・サービスであっても、それが世の中や欲しい人々に広まらない限り、存在が認知されないことがほとんどです。だから、企業や国などの組織は、自身や提供する価値を広く知ってもらうために、いろいろな方法を駆使して努力してます。それが、広報活動と呼ばれるています。広告ももちろんその一環です。ただ、ただ情報を流すだけでは不十分です。広報活動は戦略的に考えて、ターゲットの人々とコミュニケーションを取り、信頼を築くことも大切なんです。
だから、熟慮して効果的な広報活動を展開することが大切なんです。
広報と広告と営業の違いは？
これはあまり大きな疑問を持つ必要もないです。広告とは、他社の媒介の枠を買って社会に伝えるという単なる手段です。ただそれだけです。本来の思いである伝えたい内容は同じなはずです。
営業は、利益を上げる一点ですので、それぞれの目的と手段が異なっているので、こういう商品・サービスを購入を目的としているのが営業で、こういう商品・サービスがありますよ！使うと便利になりますよ！そういう活動をしています！というのが広報・広告と分別すると、やるべきことや伝える内容はより明確になります。
その為に、より広く知ってもらうために広告を出したり、メディアに取り上げてもらうことを考えると思います。
メディアは仲間！それとも道具？
重要なポイントは２つ！
自分の知ってもらいたい新製品・新サービスだけを伝えたいではテレビ・WEBメディア・新聞等のメディアに載ることはまずありません。そもそも、友人ではありませんので、何の利益もなく他人のために協力してくれることはないですよね。それは、この記事を読んでいる人もほとんど同じだと思います。しかし、お金をもらったり自社や自分にメリットがあればその限りではないと思います。
メディアのミッションは情報を伝えることです。その為、皆様の情報が今現在の社会にとって必要な情報であるかということです。
以下の2つのポイントがあれば他人であるメディアに興味を持ってもらえる確率はドーン！と上がります。それは、どのような事でしょう。
人々の社会活動に必要な事なのか！？
この記事を読んでいる皆様も「あ～、DMか！」「商品紹介か！」とか、トピックスを見て記事やDMを見ずに捨てている人も多いと思います。私もその一人です。しかし、TV等のタイトル次第では見てしまいますよね。その後見て残念な思いや、すっげえ良かったと思い見てしまうと思います。問題は、そのタイトル＝発信情報が人や企業にとってどれだけ重要かと言う事です。
伝えたい情報が、世間にどれだけ必要なのか！また、インパクトを与えられるものかを受け手側にとって重要なのかを逆算することが必要不可欠です。
必ず掲載されるものではない！と言うことを理解する。
他社の媒介なので、自社の都合だけでは動かないということです。
プレスを含めて自社の情報を伝えて取材を受けた方々もたくさんいると思いますが、必ず思い通りに掲載・放送されることがないこともご存知ですよね。今までそういった経験がない人や企業にとっては、良いことだけではないということです。
また、こういった経験もありました。
取材を受けた我々の情報を放送される日でしたが、とある大事件が起きて飛んでしまいました。それくらい大事件であったので仕方がないと思いましたが、自社の媒介であれば自社の活動として処理もしくは発信をするべきですが、他社のテリトリーのためできません。これは、メディアに対して、我々が協力しているという関係になるため、発信に対しては責任を持てないということです。
気になるポイントは、内容も異なる場合もあるということを認知して頂ければ、他人であるメディアとも良い関係を構築して、皆様の情報を正しく自社の責任によって世の中に伝えることができるようになります。
ご利用は計画的に！
広報活動は、現代社会で事業を行うためには不可欠です。特に、理念を正しく伝えなければ他社より選ばれることはありません。また、新たな仲間として入社してくれることもありません。それは、違法な活動を行っている事業社として認識されるということではなく、明確な目的のない企業は社会に理解されないということです。
それは、ひとえに明確な理念＝ビジョンと確かな事業計画をもって活動しているかということを社会は見ています。
おいしいものを届けたい！から、安心で安全なおいしいものを届けたい！を分解すると、「安心で安全＝顔の分かる生産者さんが作る原材料」を、「真心のこもった料理人」が、「届けたい＝清潔で平等で対等な取引を行う」を伝えなければ検討されることもありません。
その為にも、明確な事業計画に広報活動を取入れることがとても重要です。
今すぐやるべきまとめ！
時は金なり！で、良い情報もタイミングを見て発信しなければ、見てもらえる機会が大きく損なわれます。例えれば、雪のない場所でスキーは楽しめないのと同じです。
出したい情報が、伝えたい相手にどのように貢献されているかを考えると、捨てられるだけのDMやスルーされるメルマガではなくなり、大きく地域や社会に伝わります。
売上だけの事業計画から、広報計画を追加した事業計画へ変革すると事業資金を適切に投資することが可能となり、大きな売り上げへとつながります。
発信情報が社会に対してどのような利益・貢献が得られるのか
計画された情報発信であるか
まずは、自社と社会を同等として出したいだけの情報から、会話＝コミュニケーションを取るという発想に変化することが大切です。