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倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙 @京都国立近代美術館

こんにちは!アーキロイドの福井です。
午後にとても楽しみな予定があったので、午前中は予定無しにしよ〜〜と思っていたら、通りすがりのご夫婦がアレクサンダー・カルダーのTシャツ(テート美術館とユニクロがコラボしてるみたい!)を着ていて、おっ!と思い目で追っていたら美術館に入っていく。私が、東京で見逃していた展覧会の「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」だった。え、ラッキー…!

京都国立近代美術館の設計は槇文彦氏。
建築も見て回りたくて、なかなか展示会場に行きつかない。

倉俣史郎といえば「ミス・ブランチ」を思い浮かべる人が多いかも。
その他にも、多くの代表作が展示されていた。印象的だったのは、仕事の展示だけでなく蔵書やレコード、手紙のやりとりなどが展示されていたこと。有名デザイナーゆえ、多忙な日々を過ごしていたに違いないが、発想の源泉はデザインの世界だけの住人ではないことを意識していたのかなと想像する。

(ミス・ブランチ)

家具の展示とともに、可愛らしいスケッチが展示してある。

(ミス・ブランチ)

クスッと笑ってしまう倉俣さんの「夢日記」がたくさん展示されていた。
大学時代、クラマタデザイン事務所出身の桑山秀康先生に教わったことがあり、とっても優しくお茶目で柔らかいお人柄だった。きっと、倉俣さんもそんなお人柄だったのかなと展示を見ながら思った。

(夢日記)
(夢日記)

建築も展示も興味深く、たっぷり楽しんでしまった。
ダッシュで、午後の予定へ。福井


倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙 
会場:京都国立近代美術館
会期:〜2024年8月18日(日)
https://www.momak.go.jp


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。


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