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彫刻の上で蕎麦 〜京都・すば〜

こんにちは!アーキロイドの福井です。
この建物の前を通りすぎ、やっぱり気になって引き返した。
街に馴染んでいる…かのように建っているけど、なんだか目を惹く。
看板が無いけど・・・お店っぽい?
(気になって、突撃…!)

ガラガラ…と引き戸を開けると、出汁のいい香り。
「そこのメニューからお選びくださ〜い」と、壁に3枚の紙が貼ってある。
最低限の改装とカウンターであろう何かのかたまり。

写真を見てお気づきかもしれませんが、カウンターは歪んでます!
たっぷりと注がれた蕎麦の鉢をそれぞれが良い感じの場所を見つけて、すする。
この不便さが、とっても楽しい。譲り合ったり、助けあったり。

カウンターがなんとも素敵で店員さんに尋ねてみると、
「あ、彫刻なんです〜」とポップな返事が。彫刻家は橋本知成さん。オモシロイ

「立ち食い蕎麦屋さんで蕎麦をすする」んですが、
彫刻作品を囲んで蕎麦をすする体験はドキドキで、時間を見つけては通ってます。
もちろん、お蕎麦美味しい!

彫刻カウンターを引き立てる建築家・関祐介さんの空間も切れ味抜群です。
お散歩は、日常の大冒険だな〜。 福井


suba(すば)
住所:京都市下京区木屋町通松原上る美濃屋町182番地10東
インスタグラム: https://www.instagram.com/subasoba/


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。
https://fukuinoriko.archiroid.com/

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