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時間の手触りがあるもの 〜京都・kaikado cafe〜


こんにちは!アーキロイドの福井です。
京都のお散歩をご紹介。
1875年明治8年創業の茶筒 開化堂。
銅・ブリキ・真鍮の茶筒は「百年使える暮らしの道具」として今も愛されている。

そんな開化堂が「応接間」として、カフェをしていることを知り伺ってみました。
カフェの建物は、創業と近い時期の1927(昭和2)年に竣工した市電の倉庫兼事務所(旧京都市電内濱架線事務所)だが40年ほどシャッターが閉じられ忘れられていた。「京都市資産有効活用市民等提案制度」を利用し開化堂が購入、カフェにリノベーションしたようです。

壁の下方はコンクリートを残し上部は白で塗装されている。
残し方の按配が、とっても美しい。

(各テーブルに経年変化を楽しめる茶筒が置かれています。)

毎日、手のひらで筒全体を丁寧になでていくと味わいのある色へ変化していく。
カフェにも色んな風合いの茶筒が並べられ、美しいものはつい触りたくなります。

私も前職の退職祝いに銅の茶筒を頂き。少しずつ育てています。
時と共に美しさを増す、時間の手触りがあるものっていいですよね〜。

美しい空間 × 美しいもの × 美味しいもの、最高!

(あんバタとコーヒー)

福井


Kaikado Café
京都市下京区河原町通七条上ル住吉町352
www.kaikado-cafe.jp


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。
https://fukuinoriko.archiroid.com/


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