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違和感⑥

休日だった。 出かけ先にコーヒー屋さんによった。 私はたびたび胃痛にみまわれる。 その日も胃痛でキリキリしてきていて、そのことを夫にも伝えていた。 こういう嗜好品は、後の勘定で彼の文として振り分けるけれども最近は「なんで私が払ってくれるなら飲むけど、その場で払ってくれないなら飲まないってなるんだろう」と不思議に思い、良いように利用されてるとしか感じれなくなってきていた。 だから、その時も「なにかのみたければ選ぶといいよ」といったそばから 彼は「んーじゃあこれにする」 と

    • 違和感⑤

      おなかが痛かった日だった。 生理1日目は、いつも薬を飲まないと耐えられない。 一緒に出勤するときになり、エレベーターのボタンを押した時に痛み止めを持っていくのを忘れたことに気づいた。 何も考えずにそのまま言葉にした。 「あ、痛み止め持ってない。」 最初、彼は「先に行くから持ってきなよ」と。 時間に押されていたので悩んだ私は、 「いいや、我慢する」と答えた。 エレベーター内で 「職場のコンビニでも売ってるはずだからさ」 と彼は言ったから、 「ううん。大丈夫。我慢出来るはず

      • 違和感④

        湯布院にきました。 昨晩は旅行のため、近くの水分村というところに泊まりました。 旅館に宿泊中、明日はどうしようか?明日の予定たてないとね。などと提案ばかりしてくる彼。 日をまたいでも、何かいいところあった?とわたしのリサーチを確認だけする彼。 一応リサーチをしていた。 彼のためではなく、自分のために。 不快な時間を限りなく減らすため。 当日、わたしは徒歩10分程度のところにご飯を食べに行こうと提案したが、それが面白くなかったようだ。お腹がすいたのか、疲れていたのか駄々を

        • 違和感③

          私は社労士になると決めている。 そのために、受験資格のため行政書士の資格の勉強もしている。 現に私は7年目を迎える社会人であるが、あと一年を機に退職を予定している。目標のために。 ただ、自分は独り身ではない。 夫がいる。 結婚している。 子どもはいない。きっとこれからも。 きなこと呼ぶわんこがいる。 自分の考える計画を誰にも伝えずに、動ける現状ではないわけである。 承諾は要らないが、理解は必要なのだろう。 世間的には。 夫は同業の仕事をしているが、自分と同じ仕事をし、

          違和感②

          冬季休暇の帰省で、私たち夫婦は空港にいた。 いつも通り、愛犬を特別手荷物として申請するため並んでいた。 思ったよりも混雑していて、私たちはあまり時間がなかった方だったので優先順位を繰り上げて頂くことができ、前の方で順番をまっていた。 そうすると、目の前のお客がクレーマーであることに気づく。なにやらライターが手荷物でも預けでも違反になるので放棄していただくことになりますと女性社員の方から促されているようだった。 わたしは後ろから聞いていても内容を理解できたのだが、その客はそも

          違和感②

          違和感①

          久しぶりに再会。 迎えは大抵1時間遅れ。 飼っているペットの具合が悪かったそうで世話がそりゃもう大変だったと、騒いでいた。 ペット用品をいつも持ち帰っていたものがあったのだが、彼はいままでそれを知らなかったのか認識がなかったのか、 「なんで持って帰ったの、そういうのやめてよ」といいはなった。 それまで小鳥のようだとぼんやり聞いていたが、小鳥のクチバシでカサブタをつつかれたように、私は一瞬ひりついてしまった。 今までは機嫌が良くなるならと、「そうだね。ごめんね」と下手

          違和感①

          まわりとの浮いているという感覚

          物心ついたときから、他者と比較して私は「浮いている」とかんがえていた。 小学生のときから私は同級生と、まさしく水と油のように全くと言っていいほど「なじむ」ことが出来ず、「浮いて」いた。 同級生の女の子達が話す内容、行動に対して「何がそんなに笑けることなんだろう、面白いのだろう」とずっと不思議でいた。 ただ、バカ正直に笑わないでいるのも余計気味悪がられるので、にこにことわらってばかりいた。そうやってにこにこしておいて、数年経てば同じような人間になっていてついていけるかと思いき

          まわりとの浮いているという感覚