違和感③

私は社労士になると決めている。
そのために、受験資格のため行政書士の資格の勉強もしている。

現に私は7年目を迎える社会人であるが、あと一年を機に退職を予定している。目標のために。

ただ、自分は独り身ではない。
夫がいる。
結婚している。
子どもはいない。きっとこれからも。
きなこと呼ぶわんこがいる。

自分の考える計画を誰にも伝えずに、動ける現状ではないわけである。
承諾は要らないが、理解は必要なのだろう。
世間的には。

夫は同業の仕事をしているが、自分と同じ仕事をし、話をすることがきっと彼の中で支えになっている部分もあるのだろう。
だからこそ、辞めて欲しくはないのだ。

理解を求めようとしたが、「なぜ」のループ。
その疑問は、理解したいから聞いてくるのではない。
きっと「考え直して欲しい」提議なのだ。

そんな平行線にいるとき。
「LINEにURL送ったから見といて」と言われ、確認すると2ちゃんねるの掲示板に連ねられた社労士に関する批判が大量に書かれたページだった。

年収そんなに高くない
なにもすることない
そんなにいい仕事じゃない

ほぼ批判だった。

何を意味しているのか分からなかった。
理解しようと試みた。
結果、分からなかったのだ。


だから伝えた。
「こういうのみても、目標は変わらないから、送るのやめて欲しいな」って。
彼はこう返答した。
「そういう言葉でるの、自意識過剰すぎてキモイ。人のこと舐めてんのかよ。」

返事が出なかった。
なんの返事が正解なのだろう。
正解に近いのだろう。

勉強してばかり居ておかしいっていった父親と重なった。

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