【エッセイ】アラサー突入は1つのセーブポイント

こんにちは。私は派遣社員として働くしがないOLタカラです。

突然ですが、あなたは今何歳ですか?

まだ学生?社会人?アラサー?アラフォー?アラフィフ?もっともっと人生の先輩ですか?

私はアラサーに突入した、かっこいい特技も無ければ、自慢話も持たない、ただのOLです。

アラサー(25歳)という壁を越えた女が最近感じた話。
ちょっと聞いていきます?

きっと、世代ごとに感じることはそれぞれだと思います。
読み終わったとき、あなたはどう思ったか教えてくれますか?


①年下の活躍が目覚ましく感じる

25歳という壁を超えると、大卒で就職をした人は社会経験3〜4年目を迎えると思います。

会社の中でも後輩ができ、"新人"という言葉が使えなくなってくる時期に突入しますよね。「もう新人じゃないんだから」「後輩ができたんだから」こんな言葉を上司から投げかけられた人は少なくないのではないでしょうか。

特に私は出世欲も無ければ、誰かを指導する立場になりたいとも思わないタイプです。
できるのならば、与えられた仕事を淡々とこなしていきたい(笑)

しかし、そんな調子で仕事をしていると、意欲ある後輩の伸び代に焦りを感じるようになりました。
そして、ふと意識を街中やインターネットに向けると、"注目の若手"や"旬な芸能人"として、自分よりも若い年齢の人たちが取り上げられていることに気付くのです。

おそらく少し前から年下の活躍なんて、どこででも話に上がっていたはずです。しかし、当時は自分もまだ若かったため自分もきっと活躍できるものだと思っていたんでしょうね。

そんな腑抜けた気持ちを意欲ある後輩たちはスイスイと追い抜かしていきます。当然の話ですよね。
私が20代前半にしていてよかったなと思うことは転職くらいです・・(笑)
※転職については後半に少し記載

②女性としての振る舞いを心掛けるようになる

このお話に共感を得られる方は少ないかもしれないのですが、私の中では大きな変化でした・・!
「へ~。そうなんだ。」くらいに聞いてください。(笑)

20代前半までの私は"女性らしい"という言葉からは程遠い小娘でした。
末っ子気質、天真爛漫とよく言われた性格が”女性”から私を遠ざけていたんだと思います。
(実際に職場の先輩方からも小娘なんて呼ばれていました。)

女性らしい髪形、服装や持ち物に抵抗があり、女性らしい振舞なんてもってのほか。女性らしくいることもちょっと気恥ずかしいというか・・。

ですが、20代も半ばに近づくにつれ、まわりは"女性"として接するようになってきたんです。悪いことではないはずなのに、その接し方が心地悪い。
そして、女性らしくいるべきという強迫観念に襲われるようになりました。

社会経験を積めば積むほど、そんな環境の中に身を置かれるため、自然にできるようになるんですよね。
今では、ある程度の振舞いや格好はできるようになったと思っております。
(隙あらば手抜きしたいですけど・・!)

③体から感じられる疲労感・老い

これは本当に感じました。
(いやいや、まだ若いじゃん。何言ってるの。と思われた先輩方、アラサー入ってすぐの頃の記憶を呼び覚ましてください。)

なんといっても、私は肩こりと腰痛にめちゃくちゃ悩まされています。
姿勢が悪いことは前提として、デスクワークのため常に前傾姿勢&運動不足なんですね。肩と腰は特に負担がかかっているなあと感じる毎日を過ごしています。

あとは足先・手先の冷え。これは若い頃は気にも留めなかった症状でした。
アラサーに突入してからものすごく冷える・・!職場のクーラーが大敵!
血の巡りが悪くなったなあと感じます。

本当に挙げればキリがないほど体の不良は見つかるものです。
きっとこの症状以外にも不調を抱える方はいらっしゃることでしょう。

体力づくりと血流のいい体づくりは意識して行う必要があるなと感じている今日この頃でございます・・(笑)

④仕事面で新しいことへの挑戦が怖くなる

女性、男性ともに同じ会社での勤続年数が上がるにつれて、現在のポジションや環境を手放しづらくなりますよね。
また、現在の仕事に支障をきたすようなことをしたくないという思いから、スタートラインにも立てない方いらっしゃるのではないでしょうか。

私は既に1度の転職経験を経ていますが、その時の決断が今の年齢でできていたかと言われると、決してそうではないと思います。この年まで積み重ねてきた経験があったのなら、手放すことが惜しいと考えたと思います。
間違いなく当時は、年齢ゆえの思いきりの良さはありました(笑)

しかし、当時の決断のおかげで現在までにたくさんの経験を積むことも、知らない世界を知ることもできました。
そのため、挑戦をしたことがない人に比べて、新しいことを始めることへのハードルは低いと思っています。

転職が当たり前と言われる時代に突入してるとは言え、転職したことを周囲の友人に話すと、勇気が出ない・新しい環境でうまくいくか心配といった言葉を口にする人は少なくありません。今の自分が、当時転職を決意した私のような年齢だったら・・と口にする人までいました。

転職を経験した私が一つ言えるとしたら、"学びは多い"ということです。
新しいことに不安は付き物ですが、それ以上に自分を成長させます。
(もちろん前職と比較して、前はここがよかった、あそこがよかった・・と思ってしまう部分もあります。しかし、前職のままでいたら同じ経験はできないと考えたら、やっぱり転職をしてよかったと思います。)

自分のやりたいと思っていることに付属する困難や悩みは意外と乗り越えられるものだと感じました。(これは人ぞれぞれかもしれませんが・・。)
今後も新しくやりたいことができ次第、挑戦したいと思っています。



アラサーとして感じるようになったことを大きくまとめて書いてみました。
正直、まだまだ細かいことも含めると書きたいことは山の如し・・。

若さで許されるという考えと、若くて丈夫な体は20代前半に置いていくべきものです。というか、なかば強制的に置いていかされるものというか・・。
アラサー突入っていうのは、本当の意味で"大人でいること"を求められるような世代なのではないかと思います。

そういった意味でアラサー突入は人生において、1つのセーブポイントと言えるのではないでしょうか。

人生における新章を楽しみましょう。アラサー仲間の皆さま。
また、別のセーブポイントに突入された方々。


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