本当はもっと大切に書きたいけど、書けない時の備忘録

備忘録です。

嬉しかった出来事や

本当はもっと味わっておきたい感情を

記録しておきます。

1つ1つのストーリーを切り取って

価値をたくさん見出して

それを文章なり

絵なり

作品にしたいんですけど

また新しく素敵なストーリーに巡り合うもんだから

追いつかないのです。

幸せなことです。


① 絵本のような美しい世界観
② 写真家さんとの会話

まず1つめ。

① 絵本のような世界観

私はよく、何気なく「絵本みたいな絵」と口にします。

絵本を普段から読んでいるかというとそうでもないのですが、

絵本という言葉に

なんだか妙に美しさを感じるのです。

それを少し言語化。

自分の持つ「絵本」という言葉から連想するもの

・誌面いっぱいに広がるストーリーを含んだイラスト
・主役だけでなく、建物の外観やインテリア、街並みの細部にまでこだわった世界観
・彩の美しさ
・感情や想像を掻き立てられるイラスト
・目を奪われる構図

今例を挙げながら、

ディズニーやジブリが浮かんできたので、その影響もあると思います。

それから、絵本には安心感も求めているような気がします。

どこかホッとする

題材にネガティブな感情を取り扱っていたとしても

短いストーリーの中で完結する、解決する安心感。

私は強く感情を揺さぶられることに抵抗があるようです。

自分の感情は、ほわっと自発的に動かしたい。

だから、落ち着いた平穏な素朴な感覚を大切にしているのかもしれません。

(今、書き出して初めて自分で気づく)

② 写真家さんとの会話

写真家さんとお話しする機会がありました。

その方の作品を眺めながらの会話でした。

その写真家さんの作品は、

光と影の描写がとても綺麗で、

光の部分の色彩が作品ごとに明確になっていて

とても素敵でした。

その方が教えてくださったのは、

「写真は引き算だ」と言うこと。

撮りたいものを撮るために

映り込んでほしくないものを減らして撮っていくと。

そう聞くと、

確かに絵は、自分の判断で描き加えたり描かなかったりできます。

自分の表現したいものを作品にするために

たっぷりと時間をかけることができます。

だけど、

写真はそうはいきません。

光や影の差し込むタイミング

風のタイミング

場所によっては、人が写り込んだり虫や鳥が入ったりするでしょう。

表情や動きも一瞬一瞬異なります。

そう考えると

とても瞬間的で、刹那的で、魅力的です。

私にとってカメラは

記録しておくものだったり

絵を描くための資料だったりです。

そして、

私の表現方法は、

絵だったり文章だったり・・・

その時感じたものを後から吟味して形にしていくものです。

瞬間的でなく、刹那的でもなく

残すもの。

これまで、水泳や教育、健康、運動などが専門で長く携わってきたので

初めて3年の絵に自分の専門性を見出せずに

自信を持てずにいましたが

こんな風に写真家の方と話すことで

その明らかな違いを感じられた。

私にとっての絵が

自分で感じているよりも枝葉をつけて育っていることに

安心感と少しの誇らしさを感じました。


最後に余談ですが、

その場には私と写真家の方の他に、

私の絵の教室の受講生さんもいらっしゃいました。

受講生さんが写真家さんに、

「先生(私)から教わる絵は、絵を描くと言うより

色で描く感じですよ〜😄」

と説明してくださったことが印象的で

色彩が好きな私にとって最高の褒め言葉だと感じたのでした✨



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