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適応障害の配偶者の支え方が分からない

私は夫が適応障害になったあと
このようなタイトルで何度も検索しましたが
大体記載してある事を集約すると

1:本人のペースを尊重する
2:反論したり攻撃的な発言をしない
3:かといって放置しすぎない
4:お金の心配や復職の心配をさせない
5:治療に専念できる環境作りをする

こんなとこでしょうか。
結局のところ全負担が家族(配偶者)にきます。

1番辛いのは本人、なんて分かってます。

本にもネットにも書いてありますし
『大変かと思うけど支えてあげて』と
義母にも夫の友人にも言われました。

大体の心療内科等の【ご家族の方へ】
みたいなものはご家族のメンタルの解決策はありません。

支える方は(我慢しろ)
でも共倒れにはならないようにね!
それでも辛ければ周りに話して発散して


的な事しか書いてありません。
頭では分かっていても私は先の不安で
心が追いつきませんでした。

精神的な病気を支えるって綺麗事ではない

大半の人は自分の事でいっぱいいっぱいです。
家族とは言えど…いや家族だからこそ大変なんです。
だってあなたは倒れてはいけない状況なんですもんね。
出口の見えないトンネルは支える側も同じです。

(調べて調べてココにたどり着いた方もいるんじゃないでしょうか)

多分同じような症状になった配偶者を持った方は
誰しもが陥ってしまう状況だと思います。
でも、調べた方は分かると思いますが、
しっくりくる回答なんて全然無いと思います。

え、ありましたか・・・?
少なくとも私には無かったです笑

イライラする自分を受け入れる

夫の病気を理解しきれてない自分を責める反面
夫にも私の苦しみなんか分かりっこない!と
内心イライラしながら過ごす毎日です。(今も)

いくら仲の良い友人や自分の家族に相談したり
話を聞いてもらっても、やっぱり夫が完治するまでは
この自分の感情とも戦うことになるかな、と思っています。

私はもう自分が抑うつ状態なんじゃないかと!笑
帰り道、漠然とした出口の無い将来の不安に涙も出ます。
このままでは夫おろか自分の事も嫌いになりそう…!
なんて事もしばしばあります。

優しいからこそ悩むんだと思います。
でも、あなた自身が健康であってこそ旦那さんを大切にできると思います。

心からゆとりを持って優しくできない自分に
自己嫌悪に陥ることも沢山ありますが
私はこの言葉でだいぶ救われました。


1つだけ注意するとするならば

『思い詰めない』など支える側も
色々と注意する点は色々あるのですが
支える側が無意識に陥ってしまいやすいものは
ストレス発散で飲むお酒!ってところでしょうか。
(元々自宅で飲まなかった人も気をつけてください!!)

私は夫が適応障害になってから
友人と居酒屋でついつい飲み過ぎてしまう以外にも
自宅でも気づけば手が伸びていて飲酒量が増えてました。

特に支える側は当事者と違い薬の服用が無いので
医師からの飲酒の制限もありません。
なので自然とお酒は支える側の安定剤になりやすいのです。

私は時期的にもお酒が美味しい季節だから、
くらいにしか思っていませんでしたが、母に
『そんなに飲んでたっけ?飲みすぎじゃない?』と
指摘されて自分の量が増えたことに気付きました。

なんというか、胸のつっかえを無意識に
スカッとさせたい潜在意識からかもしれません。

私の友人は学生時代に
両親を同時に亡くしているのですが
友人の姉はその寂しさをお酒で癒していた結果
何気ない1日1缶から増えていき、気付けば10年間も
アルコール依存の治療をすることになってしまいました。

共倒れしないように、と
ストレス発散の一環で飲んでいたお酒で
共倒れする可能性もあるのです。


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