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鬼フィードバック👹24hに参加して

あらきん

私の所属する前田デザイン室で「鬼フィードバック」の挑戦者の募集がありました。私は締め切りギリギリになり申し込みました。申し込んだ理由は、私が勤める会社の社長に「デザインのクオリティーが低い」と言われ悔しい思いをしました。そして前田デザイン室に参加してこの9月でちょうど3年になり節目を迎えました。ここで男になりたいと言う思いが鬼フィードバックにチャレンジする後押しとなりました。複数人希望者がいましたが、やらぬ後悔よりやる後悔ということでチャレンジしました。
そしてありがたいことに「鬼フィードバック24h」に私を選んでいただきました。希望者がたくさんおられたにもかかわらず鬼フィードバックを受ける機会を与えていただいたことに本当に感謝です。

フィードバックをいただくものですが、過去に作ったバナーを見てもらいたいと思っていました。しかし、どのバナーを見てもらうかは直前まで悩みました。会社で作ったバナーを見てもらうことも考えました。最終的には私のもう一つ参加しているコミュニティーの箕輪編集室内で作った、「夕刊ミノ」のバナーを選びました。「夕刊ミノ」とは箕輪編集内のイベントやメンバーの活動を記事にしたnoteです。

minohen夕刊20210618

こちらが最初に作ったバナーです。noteの記事の内容は10万フォロワーアカウントを目指すTikTokプロジェクト始動する内容です。そしてこのプロジェクトを通じて仕事ではないでっかいことを言ってチャレンジしていく事がメッセージとしてあげられています。このバナーを作成した時、私は「仕事じゃできないでっかいことにチャレンジ」とキャッチコピーを考え、そのイメージにあった画像を用いることを考えました。画像はバンジージャンプに挑戦する画像を選びました。

バナーのフィードバックを受けるにあたり以下の確認事項がありました。

・バナーは何のために作るか
・誰に対するバナーか
・このバナーで何をしようとしているのか。

何のため:まず記事を読んでもらい、記事の中で箕輪編集室の中での活動を紹介し箕輪編集室は面白そうだと興味を持っていただくこと。

誰に対する:今の自分にもやっとして何か行動を起こし自分自身を変えたいと思っている人。

何をしようと:上記の人に記事を読んでもらい箕輪編集室に興味を持ってもらい入会してもらう。

これが今回のバナーを作る目的になります。
そして前田さんのフィードバックが始まります。

「箕輪編集室でバンジージャンプをやるイベントが行われたかと思った。」
という意見が出ました。しかし今回のnoteの内容ではバンジージャンプをやったことは書かれていません。確かにバンジージャンプについての事が記載されたnoteの記事かと思われても仕方がないなと思いました。バナーを作る前段階での企画に問題があった事がわかりました。そしてバナーを作ってもロゴが変われば、他のコミュニティーのもので成立してしまう。この点も指摘されました。確かに最初に作ったバナーだと、ロゴが変われば他のコミュニティーのもので成立してしまうなとその時思いました。そのようにならないためには箕輪編集室ならではの

そして、このnoteの場合バナーのタイトルはストレートに「Tictock10万人目指す」でいいのではと言いう意見が前田さんから出ました。10万人目指すこのも「え!!」となるからとアドバイスがありました。それを表現するには正解は無数にあるとのことでした。例えば、10万人を100000人と表記してみて新聞の号外風でニュース感を出す。記者会見風に表現してみる、チャレンジということでデッカイ熊と戦っているビジュアルにしてみる、などなど。どれが正解かはわからず正解は無数にあるので、作る上で箕輪編集室ならではを表現した方がよいとアドバイスがありました。確かに箕輪編集室らしさは大事だなと思いました。ロゴが置き換わると他のものでも良くなってしまうので意識しなくてはと感じました。そしてどのようにバナーで表現していくか検討と選択をしてみることになりました。

鬼フィードバック事例1

考え直して、ラフ的なものを作ったのがこちらです。
記者会見をイメージして、Tiktok100000人は当然だ!といった記者会見風をイメージしてみました。イラストは素材集からとってきました。しかし素材集はやめようと前田さんからの指摘があり、「文字だけか、オリジナルでイラストを描く」形で検討することになりました。

鬼フィー事例2

再びラフデザインを考えました。
上のラフデザインは、記者会見風にしてみて、吹き出しの「当然だ!」は100,000人フォロワー作ることは当然だという意味で入れました。これは「チョロい」といった言葉でも良かったのかなと思いました。

鬼フィー事例2_1

もう1案はこちらです。小さいものが大きいものに立ち向かっていくイメージで考えました。

しかし、ここで果たしてバナーを見る人が「小さいものが大きいものに立ち向かっていく」と思ってみてくれるのか?という問題点が出てきます。
noteやtwitterなどのタイムラインは一瞬で流れるので、秒で目にとまりバナーを見て内容を理解してもらう必要があります。しかし秒でわかるどころか、じっくり見ても「小さいものが大きいものに立ち向かっていく」とわからないのではと指摘がありました。自分では理解してもバナーを見る人がわかってもらわないとバナーの役割を果たしているとはいえません。

「すごい」「かっこいい」「何かすごい挑戦が始まった」ことを文字情報だけでなくこんな感じという印象を一気に伝えられるのがグラフィックデザイン。

まさにグラフィックデザインは情報バズーカー

バナーを見る人に一瞬で伝えたいことを伝わるように表現しなくてはならないことを痛感しました。となるとわかりやすさ、伝わり安さを考えなくてはなりません。
そこで、「壮大な挑戦が始まった!」ということを文字で見せてみてはどうかというアドバイスを受けました。壮大な感じに挑戦って感じを出したビジュアル案を考えてみることにします。

鬼フィー事例3

考え直したバナーがこちらです。「目指せtictok 100,000人」と大きめに表記しました。特に「100,000人」の部分は目立つようにさらに大きくしました。また下3行の「挑戦Challenge」の繰り返しは挑戦が始まることを表現しました。新聞感、ニュース感を出すために書体はかっちりしたものを選択しました。一部下3行の真ん中の「行動 Challenge」の部分は変化を少し出すために明朝の中でも「挑戦」「強さ」の表現が出ているフォントを使いました。また背景の色は新聞的なイメージで薄い肌色で進めました。
前田さんには「雰囲気は出ている」と言われました。

指摘の方は
・「100000人」をサイドまで大きくして登場感を出してみる
・夕刊ミノのロゴの視認性をもう少し高めてみる
・「目指せ」の後ろに「!」をつけてみる。(つけた方が登場感がでる)

鬼フィー事例4

再度修正したのがこちらです。夕刊ミノのロゴの視認性を高めるためロゴの背景に薄く白色の長方形を描きました。
ここで「100,000」と「人」の処理の仕方が異なることに意味はありますかと前田さんからの指摘が入ります。これは特になかったので「100,000」と「人」の処理の仕方を揃えることに。そして「100,000人」の文字間を均等にします。

鬼フィー事例5

文字間を揃えました。
前田さんからは「バランスは良くなったが文字間が詰まっている感じがする方がドーンと登場感があるのでは?」と指摘を受けました。確かにバランスはいいのかもしれないが、間延び感があり迫力という点では欠ける印象。そこで文字間を詰めて(最初の文字間)文字をやや大きくしてバランス調整をすることに。

鬼フィー事例6

ここで文字間をもう少し詰めてみる、そして「,」をもう少し下の方が自然では?と指摘され修正することに。
さらに下3行の「挑戦Challenge」を箕輪編集室の記事なので「箕輪編集室Challenge」その後ろに箕輪編集室のロゴに変更してみてはと前田さんのアドバイスがありこちらも修正。

鬼フィー事例7_1

さらに

鬼フィー事例7

こちらは「箕輪編集室Challenge(ロゴ)」を「100,000人」の上に表記したものです。2パターン作って検討しました。

比較して前田さんからは「下3行のものの方が良い」と言われました。そして「100,000人」の光のあたりが一定でないので不自然に感じるとの指摘が。また「箕輪編集室Challenge(ロゴ)」の3行の部分をそれぞれ電光掲示板のようにスライドしているイメージにしてはどうかと指摘を受け修正をすることに。流れていて動きのあるイメージにした方が映えるなと思いました。作った時は新聞的なイメージもあって文字の始まりは揃えた方がと思ったのですが、スライドすることでビジュアルに動きを持たせるとより躍動感が出ると気付かされました。

鬼フィー事例8

ここで「箕輪編集室Challenge(ロゴ)」の1行目と3行めがズレが少ないからもう少しずらしても良いと。そして「0」と「人」の間が空いているから詰めると指摘を受け文字間を詰めることに。

鬼フィー事例8

「100,000人」のドロップシャドウをなめらかなボヤけにして、薄くしてはどうかと。また「箕輪編集室Challenge(ロゴ)」の2、3列目の間がやや狭いのではと指摘を受ける。そして「人」を1段階太くすることに。確かに「人」の文字が細くて弱々しい感じがするので「100,000」と合わせて雰囲気を出すための修正だという意図かと思われます。

鬼フィー事例10

「100,000人」のグラデーションはこれでいいのではとOKサインが。また「目指せ」を「めざせ」にしたものを見てみたいとのことで作成することに。そして「目指せ」の後ろの「!」を斜めのフォントに変えてみることに。

鬼フィー事例11

変更した後、「100,000人」のグラデーションを写真を参考にと指摘が、自然な光の当たり具合を意識したものにするため。

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そして修正したものがこちらです。

鬼フィー事例12

しかしここで「めざせ」を漢字に戻すことに。漢字の方がひらがなより迫力があるからだと思われます。
ビックリマークですが、他にいいものがなかったか?といった指摘もありました。私は斜めのビックリマークのフォントを探したのですが見つかりませんでした。
そして「100,000」の文字間がまだ甘いと指摘が。

鬼フィー事例13

こちらに修正し、ビックリマークは上記のものに変更しました。斜めのビックリマークは見つかりませんでした。
びっくりマークは一番最初のものに戻すことに。そして「100,000人」のグラデーションも2つ上の画像のものに戻します。

鬼フィー事例14

次の日の朝を迎えました。
グラデーションが変わっていないとの指摘があり、前のものの方が良いとの指摘。また「Challenge」の後ろにある箕輪編集室のロゴマークが若干下がって見えるのでちょっと上に上げてみてはとのことで修正します。
そして夕刊ミノのロゴの下のアルファベットを含んだ文字の背景を薄くして、もう少しロゴが見えるようにしたい。そのためには文字の背景のかすれを利用して自然にすることをアドバイスされます。自然な感じにすることはスッと目に入りやすくなり、できるだけ違和感を防ぐことを意識する事が大切なのかなと感じました。

鬼フィー事例15

いい感じと褒められました。
左下、右下がかすれすぎているからもう少し戻してみようと指摘が入りました。
そして、「目指せ!」の文字詰めが甘い!均等にと指摘を受けました。よく見れば均等になってませんね。

鬼フィー事例16

こちらに修正。
「100,000人」とのバランスを考慮して「目指せ!」をもう少し詰めぎみにしましょうと指摘を受けました。上下の文字のバランスは考えなくてはと思いました。修正したのが下記の画像です。

鬼フィー事例17

「もうちょい」

鬼フィー事例18

「もう一声!」
「せ」と「!」の間が空きすぎていると指摘が。
よく見れば感覚が空いてます。こちらも修正しました。

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良い感じになってきたが「目」と「指」の感覚をほんの気持ちだけ広く開けたいと指摘が入ります。
そして、「目指せ!」がやや小さく感じるので「目指せ!」を102%〜105%拡大しTikTokのロゴの大きさに合わせてみることに。

鬼フィー事例20

102%に拡大したものです。最初105%でやってみましたが、大きかったので102%にしました。この場合、サイズも1個づつ段階を踏んで検証することを忘れてはならないとアドバイスがありました。103%104%も試してみることに。
そして「目指」がやや下がって見えるので気持ち上にする。
「箕輪編集室Challenge」のカスレ効果をもっと戻してみることに。カスレている部分が何が書いてあるか気になるとのことでした。

鬼フィー事例21

「せ!」を少し上に上げてベースラインセンターが見えるようにと指摘が。

鬼フィー事例22

「せ!」を上げてみました。良い感じになってきました。
そして「箕輪編集室Challenge(ロゴ)」の部分の濃さを3段階で出してみることに。

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100%です。

鬼フィー事例21_70

70%です

鬼フィー事例21_40

40%です

70%がいいといいと言われました。検証しながら作成していくのも大事だなと思いました。比較しながらより良いものを選択していくということですね。100%だと夕刊ミノのロゴがわかりにくくなります。
そして「100,000人」を両サイドにちょっとはみ出るくらいに拡大してはどうかとのアドバイスがありました。102%〜105%刻みで作成してみることに。

鬼フィー事例23_102

102%です

鬼フィー事例23_103

103%です

鬼フィー事例23._104jpg

104%です

鬼フィー事例23_105

105%です

103%で決めることになりました。
確かに104%以上だと「1」と「人」がはみ出ている感じがより強くなりますね。
そして、左から1個目と2個目の「0」の間が他の「0」より狭く見えるので、2個目の「0」をやや右に移動しようとアドバイスが。よく見れば確かに狭い。この辺りをシッカリみていかないといけないなと痛感しました。
また、「100,000人」をやや下に下げ、上があいたぶん「目指せ!TikTok」をやや大きくするとアドバイスがありました。以上2点を修正します。

鬼フィー事例24

次に「目指せ!TikTok」の上下のマージンを同じに揃える。
そして箕輪編集室のロゴが「箕輪編集室Challenge」の文字より薄いことが判明。ロゴマークを薄くした意図は特になかったので、他の文字と色の濃さを揃えることに。色など揃えるべきところは揃える。細かいところでも気をつけないといけませんね。

鬼フィー事例25

修正しました。
「100,000人」をもう少し全体的に文字間を詰める、そして開いた分を拡大してはどうかとアドバイスが。

鬼フィー事例26

修正すると上記のようになりました。
いい感じになってきました。
ここで「100,000人」を102%に拡大してみてはどうかとアドバイスが入ります。なぜならこの状態では、半端に両サイド隙間があるとのことです。

鬼フィー事例27

修正しました。修正前と比べるとこちらの方が隙間の違和感は小さくなったように思います。
そして「100,000人」の位置を気持ち下げて、また「100,000人」の大きさを101%にしたものはどうかとアドバイスがありました。確かに「100,000人」の部分は若干下げることにより上下のバランスをとる事が必要だと感じました。ただ見落としがちになるのかなぁと.....

鬼フィー事例28

ここでフィニッシュ!と思いきや
「箕輪編集室Challenge(ロゴ)」部分の2列目の左側がのもう少し濃い方がバランスが取れていたので、ほんの少しかすれを減らした感じで修正してみてはと最後のアドバイスがありました。確かに2列目の書体は明朝体で細い文字なので、かすれの度合いではスカスカになりがちになります。なので細い文字などにはかすれは大きくなりすぎす注意が必要だということをここで感じました。

鬼フィー事例29

フィニッシュを迎えました。

Beforeはこちらです。

minohen夕刊20210618

だいぶ変わりました。


ほんとに長かったです。1日の予定が2日になりました。でもとても充実していました。
ご指導いただきました前田高志さんには本当に感謝です。
鬼フィードバックを受けて思ったことは、ここまで細かいことは自分一人では気づかないだろうなと思いました。細かいところまで見れる目を養うことが大切だなと思いました。そして細かいところの違和感の気づき、修正を繰り返して行くことで最適なデザインにたどりつくことを感じました。
文字の大きさ、文字詰め、見せるためのポイントがバッチリ一致した時に伝わるデザイン、見せるデザインが完成されるのかと痛感しました。そのポイントを見る目は経験値によって養われるものかもしれません。ほんの少しの文字詰めなどで、見え方が変わる。そんなことを体感したような気がします。
そして鬼フィードバックを受けたことにより、今まで気づかなかった見るべきところが次回からは見れるようになるのは大きな成長になったと思います。

今回のnoteのバナーは企画の段階で失敗しました。バンジージャンプとは関係がない内容にもかかわらず、バンジージャンプの写真を使い誤解を与えるバナーになってしまったのは反省です。そして見せ方は色々ある中で、最適なものを選んでいくことも学んだと思います。

鬼フィードバックを受けている時は無我夢中でした。夢中になると信じられないくらい雑念が取り払われます。そして一つのことに集中できると一種のワクワク感を感じました。私は夢中になると集中できるタイプなのだなとわかった気がします。初日のご飯はお昼のカップラーメンだけだったので....

最後になりましたが鬼フィードバック👹という貴重な機会を与えていただき、ご指導いただきました前田高志さん、応援していただいた前田デザイン室のメンバーの方々には本当に感謝です。本当に鬼フィードバックに応募し、チャレンジして良かったです。ありがとうございます。

この貴重な経験は今後に活かします。そして「クォリティーが低い」とは言わせません。

こちらがバナーを作成した夕刊ミノの原稿です。


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