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植物屋「叢 Qusamura」に行ってきました

みなさん「叢」ってなんて読むかわかりますか?

くさむら、を携帯で変換すると出てくるんです、なかなか使わない漢字ですよね。今日は広島の植物屋さん「叢 Qusamura」をご紹介します。

僕はかつて岡山に住んでいたのですが、その頃BRUTUSで多肉植物の特集を行なっていて、ミーハーな僕は多肉植物にちょっとだけ興味を持ち始めたんです。その時に知ったのが叢というお店で、お店に行ったことはなかったのですがホームページを見ていつか行ってみたいと思っていました。そして月日が経って東京へと移り住み、叢が東京にも店舗ができたということで行ってみることにしました。

叢は〝いい顔してる植物〟をコンセプトに、独自の美しさを提案する植物屋で、多肉植物を中心に変わった形の植物を多く販売しています。サボテンは種類も豊富ですし、サボテン同士を接ぎ木することで変わった形をつくることもできるから面白いですよね。

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デザインはSUPPOSE DESIGN OFFICE。荒々しいコンクリートの躯体の一部に白い塗装をかけ、空間にメリハリをきかせています。叢の植物はすごく個性的な多肉系植物が多いのですが、シンプルな空間構成がこの植物たちをさらに引き立たせているように感じます。

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個人的に一番良かったと思うのが、このお庭。多肉植物はなんとなく鉢に植えてあるイメージが強いですけど、お庭に生えているのもすごく素敵でした!塀が錆びた鉄板(正確にはコールテン鋼)でつくられているのですが、この赤みがかった色が背景となって、植物とめちゃくちゃマッチしていました。

お店の人が地下も見ていってくださいというので見てみることに。

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地下は薄暗い空間の中で象徴的に照らし出される多肉植物。飾られているのは癖のある植物ばかりで、一つ一つがアート作品のようでした。

少し前は雑木林のようなお庭造りが流行っていましたが、多肉植物をお庭に植えてみると他にはない個性的なお庭ができます。自宅にも是非採用したいと思います。

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今回ご紹介した植物屋

※2021年4月26日から当面の間は臨時休業とのことですので、お気をつけください。

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