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【21年卒内定者02】「誰もやらないことに価値がある」

荒井商事の内定者に、学生時代の思い出や就職活動について伺うインタビュー第2回目。前回に続きカンボジア滞在経験がある水谷颯斗さんをご紹介します。(※偶然です)

「他人と違うことをやりたい」を信条とする、今年の内定者の中でもユニークな個性を持つ彼ですが、果たしてどんな就職活動をしてきたのでしょうか?カンボジアの映像制作会社で長期インターンを経験した学生時代のお話も含め、伺いました。

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水谷 颯斗(みずたに はやと)
兵庫県出身。同志社大学 商学部に在籍。「映像制作に携わりたい」という思いから、大学4年次にカンボジアの映像制作会社のインターンシップに参加。現地でのど自慢大会に参加し、歌のみならずキレキレのダンスを披露した経験も。小説を書くことを趣味とする、クリエイティブな個性派。

「好き」を仕事にしたい
異国の地で仕事と向き合った1年間

- 水谷さんといえばカンボジアでの長期インターンシップのお話が印象的ですが、参加した経緯を教えてください。
昔から小説を書くことや絵を描くことなど、クリエイティブなことが好きだったんです。加えてドラマ・映画も好きだったので、卒業後の進路として映像制作に携わりたいと考えてました。それなら学生の内からインターンとして働いて、経験を積みたいと思ったのがきっかけです。
「海外でやろう」と思ったのはそのあとでした。海外でインターンなんて学生の内しかできないだろうし、どうせならやってみようと思ってカンボジアの映像制作会社のプログラムに参加しました。

- 参加してみていかがでしたか?
社会人と実際に一緒に仕事をするので、「社会人として働くマインド」「クライアントとの付き合い方」「クライアントを慮る提案の仕方」を学生の内に身につけられたのはよかったと思います。
ただ、自分の中で進路に対して疑問も出てきて。インターンの中では実際に制作の仕事にも携われて、絵コンテを切ったりもしたんですが、自分がやりたいようにだけやってしまうと上司からものすごいダメ出しを食らうんですね。「好き」を仕事に、って考えていたけれど、趣味でやるのと仕事でやるのとは全然違う。そもそも映像が好きだから映像制作会社にしたけれど、好きと仕事を切り離した方がよかっただろうか、とも考えていました。

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就活の中で、自分の原点に立ち返る

- 就職活動を始めたのはいつ頃でしょう
3年生の1月ころから始めました。国内で1dayのインターンとかにも色々行きましたね。
その中で「映像の仕事をしたい」と思い、1年休学してカンボジアへ。今年に入ってから日本に戻ってきて、3月から本格的にスタートさせました。

- 当時の就職活動の軸はなんでしたか?
やっぱり「映像制作会社」ですね。インターンを経て疑問を抱えてはいたけれど、やりたい気持ちが強くてたくさん受けました。でもあんまりうまくいかなくって。「なんで映像制作がやりたいんだっけ?」と自分の気持ちを深堀して、自分の原点って「ストーリーを作ることが好き」だって気づきました。なら映像にこだわる必要はないと考えるようになり、他の業界にも目を向けるようになりました。

- いま振り返って、就活での失敗談があれば教えてください。
人に頼らず、自分ひとりで進めすぎてしまったことです。まあ、1年休学したので友達が社会人になっちゃってるっていうのはありますが、それにしても誰にも頼りませんでした。当時は自分の軸や芯を通す方がいいと思ってたんですよね。ただ振り返ると、もちろん自分の軸は通すべきですけど、情報交換したり、アドバイスを聞いて参考にしたりすべきだったなって思います。
あと、就職課も全く頼らなくて。だからESの勉強とか面接練習とかもまったくしてなくて、準備不足だったのも反省ですね。

「人がやらないことに価値がある」

- 荒井商事の第一印象はどうでしたか?
「他社と違うことをやってる」「他社とは違うことができそう」って思いました。商社は世の中にたくさんあるけど、「中古車オークション」やってる会社なんてそうそうないじゃないですか。
自分自身、「他人と違うことをしたい」と常に思っていて、その点で自分とマッチしてるな、と。

- 選考の時にもおっしゃってましたね。
人がやらないことに価値があると思ってるんです。昔から陸上をやってるんですけど、その中でもあまりやる人が多くない400mを専門にしてて。というのも競技人口が多い種目をやってた頃はなかなかいい成績を出せなかったけど、人口が少ない方をやりだしたらそれなりに成績を残せるようになってきたんです。その経験から、あえて人がやらないことを進んでやるようになりました。

- 最終的に荒井商事に決めた理由を教えてください。
正直、荒井商事から内定を頂いた時も、まだ映像制作の会社を受けていました。それから改めて「趣味を仕事にする」のと、「他人とは違う、新しい挑戦をする」こと、どっちが自分にとってやりたいことだろうと考えたとき、後者だって思ったのが決め手です。それに、「ストーリーを作ること」は趣味でもできるし、それなら仕事と趣味と両立させながら、どっちにも全力出せるような環境を選びたいな、と。今は荒井商事に決めたことに満足しています。

- 目指す社会人像はありますか?
仕事でもプライベートでも高いパフォーマンスを発揮できる人になりたいです。荒井商事では、オークション事業の中でも新しい事業である建機や農機に関わって、新しいことにチャレンジしていきたい。これまで取引がなかった国を、自分の力で開拓してみたいとも思ってます。
プライベートも、趣味の小説執筆をつづけて、いつかは賞を獲れるような作品を書けるようになりたいです。

- 最後に、就活生のみなさんに向けて一言お願いします。
自分の軸をしっかり持つことは当然大事ですが、周りのアドバイスに耳を傾けたり情報収集をすることも大事です。そうやって得た情報を、自分の軸に照らし合わせて取捨選択できるといいと思います。
あとは、自分が本当にやりたいことをよく深堀すること。例えばゲームが好きだからゲーム会社を受けるんじゃなくて、ゲームの中でもシミュレーションゲームが得意だから、それを活かせる職種・業種を探してみるとか……表面だけじゃなくて「なんで好きなのか」「なんでやりたいのか」をしっかり考えた方が、最終的に満足できる会社にたどり着けると思います。頑張ってください!

水谷さん、ありがとうございました!

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