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後悔せずに問題を共有する

こんにちは、こんばんは、Mariaです。

残暑の気温変化についていけず、朝起きたら喉が痛い。。みなさん、この時期の寒暖差にはくれぐれもお気をつけください。

さて、今日のテーマ。

●私は心が狭いのでしょうか、と問う人

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職場や家庭間でご自分の気持ちを最後まで伝えることに躊躇する方がいます。相手に言えなかったその気持ちをブログで綴ってから、

私は心が狭いんでしょうか

と悩む人がいます。私には理解ができません。

なんでここで言う?と思ってしまうのです。

実はブログを読んでいると「これ、流行ってるの?」ぐらいよく見かけるのですが、皆さん普段からプライベートや本音をセキララに綴っているのに、最後に「私は心が狭いのかな」は、個人的に

「惜しい!」

って思うんです。。

● それでは問題解決しない

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心が狭いんでしょうか、と書いている内容についてはほぼ全部が全く狭い人たちじゃないんです。何度も読み返しても。

心が狭い=人のことはお構いなしに利己的に行動する、自分の快楽を優先にする人、助力という言葉を知らない、相手の気持ちに寄り添えないetc。。。だと思います。

いつも目線脇に壁を作って真っ直ぐ行きたいところにばかり注視する、そういう人を心が狭いというんじゃなかったでしたっけ?

ブログの結びに

私って心が狭いんでしょうかね

と読者に問いかける心理とはつまり、

読者の心情や考えにおもねっているとか、もし反論、意に沿わない意見されたら困るから最初に自分は偏狭だと認めちゃっておこう、という予防線に見えるんです。

自分から認めてる人にその通り!という人はいませんね。
むしろ本当に悩んでるんだな、と思う人の方が多くて、コメント欄では自分を責めないで、とか狭くないです!という流れを作ると思うんです。実際そういうコメントもあるし。

励ますのはいいと思うんです。労りのメッセージも。そして、筆者も暖かいコメントや賛同を求めているのなら良い効果をもたらします。

でも解決しないじゃないですか、肝心の問題が。

● そこまでされてまだ好かれたいですか?

例えば、職場の後輩が非効率的な作業をしてるのでアドバイスを送るとします。すると「〇〇さんはこれでいいって。私なりに頑張ってるのに傷つきました。」と言う後輩。

傷ついた、というところに引っかかってしまうとそれ上何も言えなくてモヤモヤ。もっと言いたいことがあったけれど、後輩は怒って行ってしまうし。

状況はよくわかります。しかし、ここのテーマは仕事の効率の問題。他の人の時間も縛ってしまうから注意をしたんで、いじめでも意地悪でもないことがポイント。

あくまでも理由があるから指摘した、という確信があるのに、どうしてこうも空回りするのか?それは、相手の態度が意に反していたからでしょう。

後輩が素直に「なるほど、わかりました!」と言ってくれてたら、あなたの気持ちは晴れ、今後の仕事もスムーズにいく、と期待と確信を得るでしょう。

でも、結果は逆。感謝されるどころか恨まれてしまった。。。

とはいえ、互いに大人のやりとりのはず。これ以上このような態度の後輩に何を施してあげればいいのでしょうか?最初の忠告で相手は効率の良い作業を学ぶ機会を放棄し、指摘に腹を立てている利己主義に気を遣ってやる必要はないです。

それとも、こんな態度までされてまだ好かれたいですか?

● 問題解決のプロセス

これは決して喧嘩ではありません。互いに最良な道を築くプロセスなんです。

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「頑張ってるのに私は傷ついた。この気持ちどうしてくれるんですか?」

なんていう態度を示すのなら、

知るかそんなもの、じゃあこっちの気持ちはどうなるんだよ、え?

ぐらい言ってやればいいんです。

そして必ず丁寧に理由や説明をするのです。相手はそこから本質を考え始めます。

●  弱い人を選んで我儘を言う

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万が一、相手が興奮して怒鳴り散らすなら、同じ力で近くにあるもので大きな音を出したり叩き割って見せればいいんです。

あくまでも一回のチャンスですよ、一回。一気に場が冷静になります。その隙にご自身の意を冷静に表現するのです。

なぜ相手があなたの意見を聞かないと思いますか?

心が狭い人は、自分より弱い人間には甘えてわがままをするんです。人を選んで行動をするんです。

強気を見せればいいんです。なんとしても問題を解決させたいんだ!、と。

我儘な人に言わせてばかりで自分を傷つけるのは自分自身です。結局何もしないで後悔して「自分は偏狭なのかしら」などと考えるなんてナンセンスです。

● あなたは心が狭い人じゃない

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あなたは優しいだけで弱くない。そして心は決して狭くないです。だって、いつもあなたは自分だけでなく、守るべき人のために不快を背負っているのですから。

相手と問題を共有するために必要なことは、問題を提起するあなたが問題の理由を忘れないことです。感情を混ぜて相手を必要以上にスポイルせず、ご自身の正しい判断をしっかり伝えると、相手との距離も縮むでしょう。

明日も良い日でありますように。



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