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冒険は終わらない。だって私はここにいる。

4年間のアブダビ駐在から、フランスへ。
半年間のボルドー住まいを終えて、現在はフランス南東部にあるイストルという街に住んでいる。
ここイストルは、私がいつかこの場所で制作をしてみたいと夢見ていた野生の馬やフラミンゴが生息するカマルグ湿地帯にも程近い。
その証拠に、家から見える沼にはフラミンゴが飛来する。
それをみるといつも、「わーほんとにいる、普通に。」と思う。

2007年に美大の油絵科を卒業後、生活費の為に職を転々とする傍ら
絵画作品を制作してきた。

32歳の時に、京都で偶然にフランス人の夫と知り合い結婚。
その後フランスへ渡り、渡ったと思ったら夫の転勤でアラブ首長国連邦へ。
4年間のアブダビ駐在を終え、フランスに戻ってきたのが去年の夏。
そして、今はフランスのプロヴァンス地方にある、観光地ではないけど
自然に囲まれた居心地の良い街に落ち着いたところだ。

そんな状況で、私は今、まんまと孤立中だ。
特に有名ではないこの街。越してきて4ヶ月経つが、日本人の方には
一度も出会っていない。知り合いもいない、発表できるほどの作品も揃っていない。八方塞がり。

これから、焦らずともきっと良い出会いが待っている。(と信じたい。)
だけどやっぱり今は、ちょっと寂しい。

そんなわけで、以前からちょこちょこ閲覧していたnoteさんに
日々のことを、今日描いた絵と共に絵日記のように綴ってみようと思う。
(今日の絵は2017年京都にいた頃に制作)
憧れの地、南仏の画家の足跡がたくさん残っているこの場所で
冒険記のように書き進めて行けたらいいなと思っている。



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