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問題提起のやり方を覚えておこう!会議などで使えるよ!

今回の記事では、問題提起のやり方やポイントを初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

「問題提起」とは問題や課題を投げかけることを指します。

日常ではあまり使うことが少ない言葉ですがビジネスの世界では よく使われています。

何か問題があり会議で議論をしたり、商品PRの中で問題提起をすることで、お客様へ解決法をお伝えして商品販売につながります。
問題提起からビジネスは発展していきます。

この問題提起のスキルが向上することで、あなたの評価も成果にも変化が訪れる事でしょう。

今回の記事は次の方におすすめです。

  • 問題提起のやり方が分からない方

  • ビジネススキルを向上させたい方

  • 営業・サービス業など会社で伸び悩んでいる方

是非とも最後まで読んで学んでみてください。
それではポイントを解説していきますね。


問題とする際のポイント

まずは、問題とする際のポイントは3つ紹介します。

1.世間で賛否両論があり議論になること
2.自分の知識や経験を基に考えてみること

3.個人的な好き嫌いで問題提起をしないこと

それでは、ひとつひとつ解説していきますね。

世間で賛否両論があり議論になること

たとえば、「勤務中の休憩時間はいらない」というような問題提起をしたとします。

この場合だと、ほとんどの人が「必要だ」と考え、いらないと言う人は少ないですよね!これでは議論になりません。

もう一つの例です。

「健康のために魚中心の食事にしよう」というような問題提起をしたら、食べられない人は反対します。好きな人は賛成しますよね。

このように賛否両論がある事象を切り口にするのが、自然と議論へ発展させるポイントとなります。

そして、魚が食べれない人には、同じ栄養がとれるサプリメントを勧めたりすればビジネスが発展していきますね。


自分の知識や経験を基に考えてみること

知識も経験もないことを問題提起しようとしても無理があります。

日常の中で、自分の考えで問題提起することで説得力が増していきます。

無理やり問題提起しようとしても、データや意味を調べる時間が莫大にかかってしまいますよね。

自分の知識や経験の基に考えて見る事が重要となります。

個人的な好き嫌いで問題提起をしないこと

「私は青色が嫌いだから会社の青色の制服を廃止しよう」といったような個人的な好みで問題提起をしても議論になりません。

この例でいえば、自分の好みより会社のイメージ、色の特徴を踏まえて提起するようすると話が進みやすいですよ。


問題提起の手順


問題提起の手順は5つあります。

1.徹底して問題を出し尽くしてみよう
2.問題の反対意見に対し一度理解を示してみよう
3.自分の意見を提示してみよう
4.意見に対し具体的に説明してみよう
5.結論づけよう

それでは、ひとつひとつ説明していきますね。

あわせて、文章の書き方も一緒に参考にしてください。

徹底して問題を出し尽くしてみよう

働き改革に取り組んでいるとすれば、時間効率が悪い作業や無駄な作業など問題を出し尽くしてみる。

例「もっと報告書を減らしてもいいのではないだろうか?」「作業工程をひとまとめにできないだろうか?
このように、文末に「では?、だろうか?ではないか?」をつけた文章で考えてみましょう。

問題の反対意見に対し一度理解を示してみよう

例「確かに、営業日報を毎日提出することは、上司も行動を把握できるし必要かもしれない」

文の頭に「確かに!と理解を示しながら」文末に「かもしれない」や「理解できる」でやってきたことを一度理解を示しましょう。

自分の意見を提示してみよう

例「しかし、働き方改革の中、残業までして今日一日の行動日報を書いて提出しても数字があがるとは思えない」

文の頭に「しかし」をつけて意見を提示してみましょう。

意見に対し具体的に説明してみよう

例「なぜならば、数字の結果はパソコンで売り上げを見れば内容もだいたいわかる」

遅くまで残業するならば、明日の計画や準備に充てたほうが売り上げに直結するし、早く帰って体を休めれば明日の活力になると思うからだ。

文の頭に「なぜならば」文末に「だからだ」をつけて、その意見を出した理由を書きだしましょう。

結論づけよう

例「結論として、極力残業を減らし、明日の準備が終わり次第ただちに帰宅し、早めに体を休め明日に備えたほうが売り上げ向上につながると考える」

文の頭に「結論として」私は、そして、文末に「~と考える」をつけ結論づけます。


問題提起をわかりやすくするコツ


問題提起をわかりやすくするコツは5つあります。

1.問題の数は出来る限り絞る
2.問題の原因を明確にする
3.問題が起きている理由を明確にする
4.急ぎの問題かどうかを具体的に提示すること
5.解決法を分かりやすく示しましょう

それでは、ひとつひとつ説明していきますね。

問題の数は出来る限り絞る

問題提起の数が多すぎるとそれに向けて説明していることや改善案が薄くなってしまいます。

問題提起はできる限りしぼりましょう。

問題の原因を明確にする

原因の追究ができていない解決は、良い結果を生み出しません。問題の原因を明確にすることで解決につながります。

原因や背景についても詳しく触れることで、問題の解決に対し説得力を持たせることができるでしょう。

問題が起きている理由を明確にする

なぜ、その問題が表面化してきていて解決させる必要があるのかを説明しなくてはいけません。

そこで5W2Hで具体的に説明することが重要です。

When(いつ)Where(どこで)Who(誰が)What(何を)Why(なぜ)How(どうやって)

Howmuch(いくらで)で問題提起えをすることで相手に説得力を持たせることができます。

急ぎの問題かどうかを具体的に提示すること

このまま問題点を放置すると、どんな弊害がおきるのか?議論する優先順位を明確にしましょう。

ポイントは具体的に説明すること。

解決法を分かりやすく示しましょう

問題提起とは問題点を発見してそれを示しただけではなく、解決法がさらに重要になってきます。

解決への方向性が示せないのであれば、問題は解決できませんからね。

まとめ

問題提起は、ビジネスを発展していくために必要不可欠です。

何か問題があり会議で議論をしたり、商品PRの中で問題提起をし、お客様へ解決法をお伝えして商品販売につなげたりと、そこからビジネス発展のスタートになります。

あなたのビジネスを成功させるためにもしっかりポイントをおさえて問題提起していきましょう。

それでは今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

お互い頑張ってビジネスを成功させましょう。

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