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小学生の頃よく読んでいた児童向け怪談本について語りたい。

こんにちは、aqualism(アクアリズム)です。

皆さん、小学生の頃は図書室で何を読んでいたでしょうか?

絵本? ハリーポッター? ダレンシャン? はたまた青い鳥文庫などの児童文庫でしょうか?

まあ、児童文庫も様々読んでいたわけですが、今回紹介したいのは児童向け怪談本。

今思えば、小学生の時に読んだら完全トラウマもんだなといった内容が沢山でした。

その一部を紹介できたらなと。


1. 怪談レストラン

THE 王道。

知らない人いないんじゃない?レベルで有名な怪談本。レストランというくらいなので、一冊の中で「前菜」「主菜」「デザート」のようにそれぞれの話で構成されています。

いろんな怪談があるんですよね。50巻あるらしい。怪談の他にもおまじないとか載っていて、しゃっくりを止める方法で、誰かに「なすびの色は?」って質問してもらって「紫」って答えると治るよって内容のがありました。しばらく試しましたが、治りませんでした(笑)。

アニメ化もされるほどでした。アニメも観てたんですけど、最終回の伏線が凄くて大人が観ても面白いと思います。

私が好きな話は「リプレイ」「猫、学校へ行く」「ひらめになれ」です。YouTubeとかでも観れるので是非に。

上記3作品、かなり皆さんトラウマなようです。


2. 花子さんがきた!!

これ、意外と知らない人いるかも?

これは基本的に学校関連の怖い話が多かったです。

花子さんがきた!!って言うからにはストーリー上、怪異に襲われた主人公らを花子さんが助けに来てくれることがあるんですけど、実は半数以上の話で助けに来ません(昔の鬼太郎か?)。

一冊の中で、序盤小説、後半漫画 という構成でした(活字が苦手でしたので漫画ばかり読んでいました)。漫画の方をよく担当されていた漫画家さん、青木智子さんはめっちゃ怖いホラー描写に定評のある方だそうです。

この本での唯一のトラウマ作品、「夜、公園のブランコに生首がのっている」。青木智子さんが担当されています。

描写が生々しいと言いますか、子供向けでいいのか?この絵?ってなるくらいでした。しばらく夢に出てきて寝れなかった記憶があります。

あとは下校途中に黒猫を見た男女のもとに、夜に黒猫から電話がかかり、次の日二人とも遺体となって発見される……その二人の首には猫の引っ掻き傷のようなものが……なんて話もありました。結構理不尽な話が多かった記憶。


3. 学校の怪談

内容とか実はあんまり覚えていないんですけど……

表紙がすごく印象的だったのは覚えてます。割と怖い。

ただ、内容を覚えていないと言いつつも、花子さんがきた!!のように少々理不尽な話が多かったような気がしています。

このシリーズ、新・学校の怪談もあるんですよ。

上記2作品よりは少し内容が難しかったような気がします。

こちらの学校の怪談は講談社ですが、ポプラ社から出版されている学校の怪談も存在します。そちらの方がよりマイルドで、学校の怪談!って感じなので子供向けな印象でした。


あともう一冊、ご紹介したい怪談本があったんですけど、調べてもヒットせず。

都市伝説系を集めたものだったはずです。

覚えている内容を軽く言いますと「某ハンバーガーショップのハンバーガーには、ネズミの肉が使われている」とか、今なら信じないレベルの初歩的な都市伝説が沢山載っている感じでした。それでも昔は怖くてしばらく疑ってました。

知っている方がいらっしゃったらコメントください……


<おまけ>

ここからは2作品ほど、絵本をご紹介したいと思います。

1. じごくのそうべえ

落語を基に構成された絵本。有名な作品だと思います。

私が多分初めて触れた怖い絵本。今でも内容も覚えていますし、印象深い作品です。

簡単にあらすじを言いますと、主人公そうべえはある日、病に侵されてしまいます。生死を彷徨っているうちに、そうべえは地獄へと導かれてしまい……?といった感じです。

怖すぎず、ユーモアもある作品ですので、怖い絵本の導入には持って来いの作品だと思います。ちなみにこれ、シリーズものなので「そうべえ、ごくらくへゆく」ともう一作品の計3作品ほどあります。


2. いるのいないの(怪談えほんシリーズ)

有名な小説家×有名な絵本作家のタッグで出版されている怪談えほんシリーズ。かなり有名でたくさんの方が紹介していますね。やはり王道の「いるのいないの」が好きです。

このシリーズ、知ったのは高校生の頃なんですけど(部活で保育園等に読み聞かせに行っていたので、図書室に絵本があり気になり読みました)笑

いるのいないの は京極夏彦先生と町田尚子さんのタッグ。凄い。引き込まれます。

他のだと「ちょうつがいきいきい(加門七海先生×軽部武宏さん)」「はこ(小野不由美先生×nakabanさん)」あたりが個人的にオススメです。

大人が読んでも面白いくらい、怖くて深く考えれる内容となっています。


いかがでしたでしょうか?

知っている作品、知らない作品様々あると思いますので、気になった方は是非是非読んでみて欲しいです!

逆に、この怪談本オススメです!といったものがあれば、そちらも是非是非コメントで送って下さい!

では、また次回お会いしましょう!





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